2011年8月18日 猛暑に涼あり

a0064654_852323.jpgこの艶やかな朱色の茗荷がテーブルに運ばれた時には、思わず、わぁ!と歓声が出た。もろみ味噌を乗せて口に運ぶと鮮烈な香味が広がる。まさにニッポンの夏という感じだ。湯葉豆腐、水茄子、夏の味覚が食卓を飾る。

新橋の蕎麦居酒屋、本陣房である。ウェブで適当に探した店だったが大正解。だいたい、新橋が好きだ。ちゃらちゃらしたところがなく、落ち着いている。僕が同化しやすい。つまり僕もそういう新橋が似合うオヤジになったということだ。さほど大きくない店内を見渡せば、ほとんどがオヤジだ。大勢で騒ぐ野暮はおらず、皆、2-3人で来て、旬のものをつまみながら談笑している。微笑ましい宵の風景だ。

穴子の素焼き、鴨焙りと少し強いものに移る。穴子は、本わさびをちょいと乗せて。うまい。
それにしても昼間は暑かった。猛暑とは聞いていたがその中に身を置いてみると本当に辛い。一歩一歩、足を前に進めるたびにじっとりと汗がにじみ出る。首の後ろから背中にかけてべとっとして気持ち悪い。
しかし、この気候のなか、たくさんの人が働いている。それで社会がちゃんと機能している。大したものだ。その働いていたオジサンたちが(オバサンもだけど)、酒を飲んで一日の疲れを癒している。僕らは、その人たちを眺めながら、日本の社会に同化する過程にいる自分を感じる。

〆にそば。カミサンは二色盛、僕はせいろ大盛。二色盛というのは、極太の田舎そばとのコンビネーション。僕のは、普通の蕎麦の3段重ね。汁に少し浸けて勢いよくすすりこむ。旨い。

夏だ。日本だ。

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by GoManis | 2011-08-19 08:53


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