The Nuts of Nuts Championship 2日目、SCGA

言わずもがなだが、ゴルフはとてもメンタルなスポーツだ。僕が、ゴルフを愛する最大の理由のひとつは、ゴルフの、自分で戦略を立て、自分で実行し、自分で反省するという自己完結性にある。また、考える時間と球を打つ時間のバランスが極端に前者に偏っていることも挙げられる。考える時間が山ほどあるからこそ、メンタルの波動が、如実にプレーに現れるし、逆に、メンタル面をコントロールすることで、ショットも改善したりする。今日は、実にそういうことを再認識させられたラウンドだった。

a0064654_15213563.jpg舞台は、Temeculaの少し先、Murrieta SpringsにあるSCGA Members' Club at Rancho California。NNCの2nd Roundである。このコースは、なだらかな丘陵に造られており、全体にスペースを贅沢に使い、広々としている。ただ、SCGA直営だけあって、美しいだけでなく、多少腕に覚えのあるゴルファーでも、ゴルフをなめることのないよう、様々なしかけがしてある。ドッグレッグが多く、落とし所を考えさせるし、まっすぐなホールはアップダウンがあったり、池が配置されたりしている。しかし、今日の仕掛けは、グリーンにあった。

僕のような、寄せワンゴルフを実践する者にとって、1Mぐらいの距離でさえ恐怖に思えるグリーンは、著しいストレスになる。今日のグリーンはとにかく速かった。出だし#2,#3と連続3パットでダボをたたく。これが、徐々に苦手意識を増長し、必要以上にラインを出してしまったり、ショートを誘発したりする。トーナメントということで、自分だけが崩れつつあるのではないかという猜疑心の呪縛にかかり、ショットで取り戻そうとして、力んだり、ダフったりするうちにすべてがおかしくなり始める。パーも取れたりするのだが、次のホールではまた3パットしてダボになったりする。そうして、もやもやするうちに前半を48という不甲斐ないスコアで折り返し。この時点で80台はかなり難しくなった。

後半の鬼門#12。411Y Par4。左ドッグレッグで左に引っ掛ければ池、池を少し避けたところにはバンカーが口を開けて待つというH/C index2の難ホール。最初から3 on狙いでいいと、Sonartecを持ってバンカーより更に遥か右の安全エリアに運ぼうとしたが、こういう時に限って右にプッシュアウト、赤杭ゾーンへ。ドロップして打った3打目を引っ掛け、池ポチャ、というまたもやへぼゴルフの典型をやってしまい、9。これで後半も完全に打ちのめされ、あれよあれよと言う間に#14が終わった時点で7オーバーボギーになってしまった。

つまり、このままボギーペースでいくと100!? それはまずい、いくらなんでもまずい。7月にTorrey Pinesで103を叩いて以来、2度と100は叩かないと誓った。#15、ナイスショットは一個もなかったが、なんとかボギーで耐える。#16 189Yショート、グリーンエッジからナイスな寄せでPinそば50CMへ、絶好のパーチャンス。そしてあぁぁぁぁぁ!はずした。これにはいよいよ切れかけた。

残りあと2ホール。#17、前の組のA君が右の民家の屋根を直撃、ガーン!と派手な音を立てる。僕と同じ組のゲスト参加Tさんも右に押し出しOB。これを見ているうちにやっとドライバーの打ち方を思い出した。単純なこと、腕を身体に巻きつけてボールとクラブフェースが当たる瞬間を見ること。パーオンして、ファーストパットをやはり50CMにつける。アドレスで5秒ぐらい固まっていたと思う。まっすぐ、カップに向かってフォロースルーを取ることだけを考えて、ゆっくりとストローク。今度は、やっと入ってくれた。これで波に乗り、最終#18もパーで上がれた。後半50、合計98。成績としては、きわめて情けない部類であるが、メンタルな動きを振り返ると、#14からのパーをとることに対するモチベーション、100を切ることへの執着心は、われながら見事だったと思う。トーナメントの成績を忘れて(忘れざるを得ないできだったのだが)、自分とコースとの戦いに没頭でき、大きな充足感を味わえた。

ところで、今日の同伴競技者は、上述のTさんのほか、Nちゃんであった。Nちゃんも出だし、すばらしく、優勝争いに加わるかと思われたが、後半、リズムを崩し、悲鳴を上げながら苦しいラウンドをしていた。ショットが乱れた上にグリーンに乗ってもパットで苦労するのでは、本当に辛かったと思う。しかし、崩れたのはNちゃんと僕だけではなかった。

名人K君がなんと僕と同じ98。Junちゃんも三桁叩いてしまった。こうした中で、94という安定したスコアを出し、2日間トータルでNet144と半ば独走態勢に入ったのが、カミサンである。パットは38だったので、やはり同じようにグリーンには苦しんだのだろうが、大たたきをしないゴルフができたのだと思う。一方、今日のベスグロをだし、2位にしぶとくつけたのがYしである。聞けば、気の毒にも46パット!したらしい。それでもグロス93は立派。でも、僕も37パットで心はぼろぼろになったぐらいなので、46パットは、さぞ辛かっただろう。Yし、Netでカミサンと10打差の154である。Junちゃんが157で次に続く。アマチュアで10打や13打差は、まだまだひっくりかえる可能性があるだろう。カミサンには、是非頑張って優勝賞金を獲得して欲しいが、他の人も、最後までいいゴルフをして欲しい。明日は最終ラウンド、Temecula Creek Innである。

SCGA Members' Club at Rancho California
38275 Murrieta Hot Springs Rd.
Murrieta, CA 92563
800-752-9724
http://www.scgagolfcourse.com/

TEE PAR YDS SLP RTG
Black 72 6,933 131 73.3
Blue 72 6,646 125 71.7
White 72 6,218 116 69.2
W-Red 72 5,355 116 70.5
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by gomanis | 2005-11-25 21:03 | ゴルフ


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