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The SCGA Golf Course 怒涛の快進撃

The SCGA Golf Course 怒涛の快進撃_a0064654_1616172.jpgついに生まれて始めての5連荘ゴルフである。普段、走っているおかげで、肉体的な疲労はまったく感じない。頭の中は、いよいよもってゴルフ一色だ。男やもめ状態のYOSと会社のO氏と3人でMurrieta Hot SpringsにあるThe SCGA Golf Courseへ。ここは、SCGAが直営するだけあって、どのホールも個性的で変化に富み、楽しめると同時に、戦略、技量両方が試されるタフな一面もあり、僕の好きなコースのひとつだ。今までの最高記録は2年前の88。

前夜から、攻めに行くか、慎重にダボを叩かないゴルフをするか、迷いに迷う(この状態がゴルフの醍醐味だ。ゴルフは予約を入れた瞬間から始まっているのだ)。当日、#1のティーグラウンドに立って、ショートカットのバンカー越えには250Y必要とスターターに聞かされ、やっと基本戦略が決まる。慎重に、ダボを避けながら、チャンスがあればパーを取りに行くことにする。この戦略が、当たった。#1のティーショット落下地点に口を開けて待つバンカー、#2の左のブッシュ、#3のグリーン前の池などを徹底的に避けながら注意深くプレー、ロブウェッジのショートアプローチが上手く1パット圏内に寄り、#1から#4まで連続パーという素晴らしい展開だ。#5、#6でボギーの後、#7、#8、#9と再び連続パー。前半38という自分でもびっくりする好成績で折り返した。この2週間ぐらい、ふとしたことから開眼し、ドライバーが飛ぶようになって本当に楽だ。加えて、この日は、前練で、パッティングとアプローチの距離合わせをきちんとしたのが良かった。去年のThanksgiving、Nuts of the Nuts爆裂番外編で来た時には、パットで泣かされたのだ。しかし、パッティングの腕はあの時より上がっているという自負があった。事前の練習でストローク幅と距離の相関関係を把握したことで、自信を持ってラウンドすることができた。

適度な緊張と大きな充足感に包まれて後半に向かう。後半は、一転して難しかった。#10、#11となんとかボギーセーブ。鬼門の#12。411Yパー4。極端な左ドッグレッグ、左には池が続く。昨秋、9を叩いたところである。ドライバーが飛びすぎ、正面のラフに行ってしまったが、なんとか3オンし、ボギー。ここでのボギーはパーに匹敵するぐらい価値があった。嬉しい。これでこのホールに対する苦手意識もなくなるだろう。しかし、その後も、なかなかパーチャンスがめぐって来ず、ボギーを拾うのがやっとという状態が続く。結局、その後ダボがひとつ、パーがひとつで45で上がった。合計83。できすぎである。そしてDifferentialは、なんと8.6! 一昨日のAuldに続いて、あっという間に二度目の一桁を達成、これは、本当に嬉しかった。今年中のシングル入りも夢ではないと、大いに励みになったラウンドだった。

最近の好調を総括するに、やはり、ドライバーの距離が伸びたことと、パッティングの技術が向上したことが挙げられる。また、バンカーショット、40Y以内のショートアプローチも確実に上達した。前稿でも書いたが、更に上に行くためには、アイアンの飛距離、精度を上げなければならない。これは、いよいよ練習に励まねばなるまい。

同行のYOSは、飛ばすホール、飛ばさないホール、上手く打ち分け、やはり楽に80台で上がった。薄荷スティックを持参してきており、何に使うのかと訊くと、鼻から吸うと心が落ち着くのだそうだ。心の安寧がいいスコアをもたらすことは、ゴルフ歴の長い彼もよくわかっているらしい。発展途上のO氏も随所にナイスショットが出て先が楽しみだ。

夢のような5日間だった。とにかく楽しむ事だけを考え、心から楽しんだ。ゴルフの神様、ありがとう。またいつか、こんな完璧な休暇を過ごしてみたいものだ。
by gomanis | 2006-05-09 16:18 | ゴルフ


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