Major Marketのロブスター

先日、特大写真付で、いかに僕が蟹を愛しているか書いたばかりだ。その稿では話の流れ上、なんとなくロブスターを貶めたようなトーンになってしまったが、実はロブスターも大好きである。特に、茹でたてのロブスターを頬張ったときのプリプリ感ときたら、蟹では味わえない愉悦だ。また、兜の中のミソや、運がよければ入っている卵の芳醇な甘みは、酒飲みには堪らないものがある。

EscondidoのMajor Marketというスーパーに行くと、大きな水槽から活きたロブスターが選べる。しかも、この店では、その場で茹でてくれるのだ。99とかサイオンにも活きロブスターはあるかもしれないが、ここまでやってくれない。茹で時間は大きさにより20分から30分ぐらいかかるので、その間、暇つぶしをしなくてはならない。ここからアメリカっぽいのだが、茹で上がったロブスターにザックザックと氷をぶっかける。これで、一気に熱を取り去るのだ。こうして粗熱を取ったものをビニール袋に入れてくれる。後は、これを解体して食べるだけである。

a0064654_1133724.jpg僕は、食卓で手を汚すのが本当に嫌いなのだが、ロブスターばかりは残念ながら手を汚さずには食べられない。キッチンで解体してしまうのも手かも知れないが、ロブスターの場合、ミソやら茹で汁やら飛び出してくるので、解体後はかなり凄惨な状況を呈することになる。これを食卓に出してもロブスター!という登場感がないし、宴(うたげ)という華を感じない。これらは、どうせロブスターを食べるならば、味わいたい雰囲気なのである。まして、お客さんをもてなすときにはなおさらである。

というわけで、解体前の姿でどどーんと登場させる。ゆるりとに白ワインで乾杯し、前菜など少しつまんだあとは、僕の仕事の時間だ。調理はさみ片手に、めちゃくちゃ硬い殻と格闘する。時々、思わずパチーンとはさみが入り、汁が飛び散ったりするのもご愛嬌。解体作業が完了するころには、両手ともロブスターの汁まみれである。サーブされる人の笑顔だけがモチベーションだな。最後に手でテールの部分をずぶーっと殻から抜いてあげて終了。ここからは、各自、フォークとナイフで優雅に食べはじめる。僕は、手を洗いに席を立つ。このぬるぬるべたべたの手を洗う瞬間は、別の意味で快感だ。

蟹とロブスター、あなたはどちら派ですか?
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by gomanis | 2006-05-27 11:34 | 我が家の食卓


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