2007年2月10日(土)名古屋風手羽先

a0064654_14383665.jpg最近、Tomoさんのブログにトムが料理をしたという記述が出てくる。猫にごはんのNoirさんの旦那、Jさんも料理上手らしい。かくいう僕も、このブログでカミサンの手料理ネタを載せるたびに、H、それでいいのか、品評する暇があったら自分でも作らんかと、叱咤する声が自分の中から聞こえていたのだ。

そういう背景もあり、カミサンに、手羽先を作るに当たって、手伝って、と言われたときには、わが意を得たりとばかりに嬉々として応諾したのだった。

手羽先の唐揚げは、昔から大好物だった。特に、東京の鳥吉(うちは自由が丘に通っていた)の黒胡椒がたっぷりかかった手羽先は、入社したての頃、カミサンとのデートで何度か行って、安くて美味い、という印象を得ていた。また、最近では、LAの風来坊という居酒屋が、これを看板料理にしているのを知った。サンタバーバラの旅行の帰り、ここに行き、堪能したものである。

カミサンが、ウェブ上で、これはというレシピをいくつか探し出し、吟味の末、一つに絞った。作り方は、簡単に言うと、手羽先に片栗粉をまぶし、油で揚げ、秘伝のタレに一瞬浸して、炒りゴマ、塩胡椒等の後味をつける。僕が参加したのは、ゴマを炒ることと、手羽先を揚げる工程。
秘伝のタレの調製など、難易度の高い作業は、カミサンに任せる。

ゴマを炒るのは生まれて初めてだったが、あんなに退屈なものだとは思わなかった。火が弱いのか、なかなか香りが立たない。根気が要る作業だ。

油で揚げるのは、この料理のクライマックス。これは、楽しい作業だった。使用したのは天麩羅鍋。これを電磁調理器に載せ、温度を注意深くコントロールしながら揚げていく。このレシビによると、手羽先を2度揚げするのがノウハウのようだ。一度目は150度で8分間。これを一旦引き上げ、油温を190度に上げたあと、更に2分間揚げる。これをやることにより、中まで火が通り、しかも表面は、きれいな黄金色、かりかりに揚がる。

これを甘辛いタレにつけ、最後に炒りゴマを振るのだ。このときに同時に黒胡椒も振り掛ける。これは、思い切ってたっぷりと掛けたほうが良い。タレの味がかなり濃厚なので、胡椒も掛け過ぎぐらいで丁度よくなる。表面全体が、うっすらと黒色に染まるぐらいの感じだ。

いつもお世話になっている浦野絵須子さん宅へもおすそ分けしようということになり、全部で30個ぐらい揚げたので、何度にも分けなければならず、思ったより時間がかかったが、頑張っただけのことはあった。

手羽先は、甘辛いタレがよく馴染みながらもかりかり感を残し、口に入れるとなんとも豊かな味わいが広がるのだった。手羽元側では、肉も味わい、手羽先側は、細い骨までばりばりむさぼり喰う。ビールと合うことこの上なく、あっと言う間に2人で完食した。大変充実の夕餉となった。

a0064654_1439297.jpg男も厨房に立つと、奥さんの苦労がわかる。勿論、頭ではわかっているが、自ら実体験すると、よりその価値が理解でき、自然、感謝の念を抱くようになるだろう。同時に、創作欲のある人だったら、自分ももっと料理に参加しようという気になるに違いない。実際、僕は、揚げる作業が楽しかったので、その数日後、魚フライと海老フライを揚げる作業も手伝った。これまた、揚げたてを味わうというモチベーションもあり、楽しいひと時となった。料理万歳!(気が向いたときだけね)
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by gomanis | 2007-02-21 14:39 | 我が家の食卓


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