2007年8月19日(日) Torrey Pines玉砕とトム/Tomo Double Chefの夜

a0064654_12123010.jpg離任が近づき、色々な方のご厚情に接し、まことにありがたい今日この頃だ。普段でも皆さんによくしていただいているのだが、格別のことをしてもらっている、というのが、面映い中に、大変嬉しいのである。その中でも、今日、遅ればせながら特に紹介したいのは、Tomoさん、トムの手料理によるおもてなしだ。

この日の昼は、Kへー、Naちゃんの、これまたご好意で、Torrey Pines Southでラウンドさせてもらった。結果は、残念ながら惨憺たるもので、せっかく取ってくれた二人にも申し訳ないことをした。この、ゴルフ関連のことは、また稿を改めて書こう。

僕がそんな情けないゴルフをしている間に、トム、Tomoさんは、ゴルフもせず、練習にも行かず、朝から僕らをもてなすためにキッチンで汗をかいていてくれたのだ。おまけに留守番の長いマニスを不憫に思って、朝から預かってくれた。マニスは、トム/Tomo家に行くと一番の下っ端になるのだが、それでも、散歩をさせてもらったり、興味津々のうめこの様子を間近で見られたりして、家で留守番をするよりは、ずっと充実した時を過ごしたに違いない。また、なんとこの日は、トムに身体まで洗ってもらったらしい。いとこの家に遊びに行って伯父さんに風呂に入れてもらったようなものだろうか(ちょっと違うかな?)。

お宅に着くと、すでにテーブルセッティングがきれいにされてある。卓上にはお約束通り、枝豆が。プシュッと缶を開けてもらい、まずは、キリン一番絞りで乾杯。美味い!Tomoさんは、今まで料理は苦手と言いつづけてきたが、実に手馴れた様子で料理の最終仕上げの様子。まずは、軽いおつまみで棒棒鶏のような和え物。ほぼ同時に大根とホタテのサラダ。ご本人がブログで書いているように、ほのぼのとした、家庭料理だ。こなれた味で、おいしい。a0064654_1213840.jpga0064654_12133782.jpg次が大皿に盛られた茄子とオクラの煮浸し。薬味に葱、鰹節、生姜。出汁のよく染みた茄子は絶品だった。カミサンの解説によると、茄子は揚げることで、旨みが出ると言う。まさに旨みたっぷりの上品な味付け。次に、また僕の大好物。鶏肉とゆで卵を炊いたもの。醤油の味の染みた卵の黄身は、えも言われぬ甘みがあって舌がとろけそうだった。鶏肉も柔らかくなっていて、旨みがようく出ていた。圧巻の一品だった。席の暖まるまもなく、またキッチンに立つTomoさん。今度は、海老とレンコンのすり身揚げ。黄金色に揚がったボールをはふはふ言いながらいただく。ボールもこれだけ大きいと外と中と均等に揚げるのが難しいだろうに、とても上手に揚がっている。これも大変味わい深かった。Tomoさん、ホントに今までご謙遜でしたね。爆裂の奥様方の料理は美味いと、僕は、心から思って来ましたが、やはり、例外ではありませんでしたね。願わくは、将来、二度目のチャンスがありますように。a0064654_1214784.jpga0064654_12143226.jpg

さて、切れ目なく酒を注ぎ、場を盛り上げてきたもう1人の料理人、トムの出番だ。トムは、手際や要領の良さよりは、綿密に用意し、こだわりの味に全精力を注ぐ、“男厨”の典型とみた。その一”鍋”入魂の麻婆豆腐。僕にとっては数ヶ月前、トムがF家の炎の料理人対決でニアピンのサトーと覇を争った時以来の再会だ。トムの麻婆豆腐は、真っ赤だ。そして山椒が効きまくっている。辛く、舌を痺れさせ、スープのコクを存分に感じさせながら料理人の気合込みで胃に落ちていく。これは、お世辞抜きで、かなり美味いのではないか。酔いながらあの微妙な味が出せるトムはさすがだと感服した。

最後は、Tomoさんのおにぎり。おにぎりというのは、これまた、人様が、文字通りて手自ら握ってくれるから、特別なものであろう。ゴルフに行って、たまにおにぎりのおすそ分けをもらうと、ことのほかありがたいのは僕だけであろうか。ともあれ、おにぎりでありがたく〆だ。

デザートにNaちゃんの作ってくれたロールケーキとカミサンの作ったマンゴプリンをいただく。この頃には、いつものごとく、かなり、あっちのほうに行っていた。Zzzのほうだ。トイレに立った帰りに、雑誌を読むふりなどしてソファに横になり、一瞬で眠りの森に落下していく。
皆は、僕が寝るとすぐわかるらしいのだが、皆の輪を離れ、寝るのはそれなりに儀式がいる。何気なく、気づかれないように、一応、気を使ってはいるのだ。

あんこにつっつかれたりしながら幸せな夢を見た。でも夢の中でTorrey Pinesにリベンジを誓っていたような気がする。

起きて再び、輪に入り、ゴルフ談義。『小娘に飛距離で負けないための授業』の理論を一所懸命解説するが、今一、共感を得られなかった。言葉で説明するのは難しい。僕が、実績で証明するしかないか。飲んで騒いで、寝て、起きて、ゴルフの話をする。見栄も気負いもない、上司も部下もない。これ以上の休日の夜の過ごし方があるだろうか? 持つべきものは、快く酒を飲ませてくれて、心根のまっすぐなゴルフ友達だ。
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by gomanis | 2007-08-28 12:20 | 美食


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