2009年1月2日(金)~1月3日(土)Puebla小旅行

a0064654_13232674.jpga0064654_13161339.jpga0064654_13164589.jpgあまりメジャーではないが、行ってみると、目を見張るような内容の濃い遺跡だった。メキシコシティーから車で1時間半ぐらいなのに、今まで行く機会のなかったPueblaへ行ってきた。

ひとつは、Cholula(チョルーラ)遺跡。Teotihucan(テオティワカン)とも時期の重なる巨大ピラミッド跡だ。テオティワカンほどメジャーでないのは、ピラミッドがスペイン人によって破壊され、原型をとどめていないからだろう。しかし、ここは、ピラミッド内部に広がる地下通路の一部を歩けるのだ。総延長なんと8Kmというから凄い。9層のピラミッドの中を縦横に、また上下に広がる通路は、まるで迷路のようだ。案内人なして迷ったらと思っただけでぞっとした。
このピラミッドを潰して上に無粋な教会を建てたスペイン人、蛮行としか言いようがない。しかし、それが歴史というものだろう。


a0064654_13174767.jpga0064654_13181416.jpgもう一箇所は、Cacaxtla(カカシュトゥラ)遺跡。こちらも9世紀ごろまでに完成した宮殿跡。政治、宗教儀式の行われた場所であり、住居でもあったらしい。ここの見ものは、鮮やかに残っている壁画。カミサンが古代史講座というのに通っており、色々知識を仕入れている。壁画に限らず、古代遺跡は解説があるとないとでは興味の程度が俄然変ってくる。カミサンの解説を聞きながら見ると、なるほどこれが男であちらが女、こっちが戦士であっちが神官、といろいろなことがわかり面白い。マヤ人が攻め滅ばされた様子を活写した壁画など、攻められるマヤ人の腸がはみ出て鮮血が飛び散っている様子まで描かれていて、なかなか生々しい。この壁画、実は、マヤ人を攻め滅ぼした当の本人(オルメカ族?この辺の固有名詞はややこしくて覚えられない)が、マヤ人の絵描きを連行してきて描かせたものらしいのだ。敗者に敗北を徹底して示すこの手法、上述のスペイン人の蛮行にも通じるものがあるし、現代でも行われている愚行でもある。

この遺跡、壁画保護のためだろう、巨大な屋根で雨から守られている。壁のない体育館のような趣なのである。メキシコもなかなかやるではないか。カミサンの話だと、こういう壁画も時が経つとどんどん色褪せるので、見られるうちに見るべきだそうだ。いつ公開中止になるかも知れないのだ。


a0064654_13191316.jpgPuebla市内は、大聖堂、セントドミンゴ教会。19世紀、スペイン系メキシコ人のこれにかけた宗教的情熱、巨額の資本投下には素直に畏敬の念を覚えるのだった。

頑張れ、21世紀のメキシコ人!
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by gomanis | 2009-01-06 13:24 | 一般


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