2009年8月9日(日) ベン・ホーガン 基本に帰る

ゴルフに興味のない方は、他のサイトへどうぞ。かなり面白くないと思います。


ペブルビーチから始まって、またゴルフ熱が上がっている(いつ低かったんだ?と突っ込まれそうだが、38度の熱が40度に上がったぐらいです。はい、高熱がずーっと続いています)。
しかも、今回は、技術面の向上に燃えている。

きっかけは、Carmel-by-the-Seaの第一夜、ホテルの部屋でGentleman Jackを飲みながらトムに教えてもらった左尻理論だ。トムいわく、ダウンスイングでは、体重を左に移動するのでなく、左尻を真後ろに引く。速く、強く引くことが大事だという。これを体感するためにと言って、トムが、トップで僕のジーパンの左の尻ポケットに指をかけて、ぐいっと引っ張ってくれた。それは、今までの体重移動とは全く異なる感覚だった。翌日からの4ラウンドの最大の注意事項は、左尻を後ろに引くことになった。これが、体重移動をしようとするとスウェーしてしまう僕の悪癖を直すのに即効力を発揮した。その結果、距離は伸びるし、それまで打てなかった5I、6Iもびしびし当たるようになったのだ。これは、画期的なことだった。

a0064654_9141778.jpgもう1つは、この数週間、肌身離さず持って暇があればページを開いているベン・ホーガンの"Five Lessons: the Modern Fundamentals of Golf"という本。サンディエゴでゴルフショップへ行ったときに、何気なく手にとって買った本だ。ペブルビーチからの帰りから読み始めたら、これが素晴らしいゴルフ教本なのだ。これが、かの有名な、「モダンゴルフ」というバイブル本の原著だということは後で知った。レッスンが5つの部分に分かれている。1.グリップ、2.アドレス、3.バックスイング、4.ダウンスイングからフィニッシュ、5.まとめ、というシンプルな構成だ。わかりやすいイラストもたくさん入っている。

世の中にレッスン本はゴマンとあるが、なにしろベン・ホーガンが30年余りの自分のゴルフ経験から導き出した結論が、力強い言葉で書かれてある。説得力が違う。なおかつ、ベン・ホーガンによれば、ゴルフスイングは、アマチュアが考えているほど難しいものではない、正しい方法で練習すれば、ほとんどのゴルファーは、70台で回れるようになる、らしいのだ。もう、ほかのレッスン本には目をくれず、ベン・ホーガンに付いて行こうと決めた。

5つのレッスンは、重要な順番に書かれているという。しかもあせらずゆっくり進めと言っている。正しいグリップを身に付ければ、次の課程の成果がより大きくなる。正しいアドレスができればレッスン3の成果が初めて上がる、という具合だ。ほぼ3週間ほど経って、グリップとアドレスは、結構自信がついた。ビデオで見てもよいスイングが始まりそうな構えになったように思う(before-afterの比較の問題だけどね)。

バックスイングが難しい。1957年に書かれたこの本にPlane(スイングプレーン)という言葉が出てきたのには驚いた。ホーガンは、プレーンの存在に気が付いて、初めて自分のバックスイングが毎回正しい位置に向かう自信がついたと言っている。ビデオで見ると、バックスイングでの僕の悪い癖は、左腕が肩を過ぎたあたりからトップに向かって、軌道がプレーンの”上のほうに”はずれてしまうことだ。ホーガンの喩えのように、プレーンがガラスでできていたとしたら、僕はバックスイングの最終段階で、ガラスを上に向かって割ってしまっている。

この本の良いところはもう1つあって、家でボールを打たずに練習できる内容がたくさんあることだ。グリップ、アドレス、ワッグル、バックスイングすべて、家で毎日10分とか30分、自分のものになるまで練習しろと書いてある。

この本を読みながらのゴルフライフは、以前と違ってまた楽しい。毎回、進歩が実感できるからだ。日曜日、マイアミでのコンペは、DoralのBlue Monsterという名門コースで行われた。水も多い、美しい、しかし難しさもあるコースだったが、88というまあまあの成績だった。正しいグリップとアドレスのおかげ、という気がする。というわけでバックスイングを正しく行うことが今週末の課題。目指せ70台だ。
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by gomanis | 2009-08-14 09:12 | ゴルフ


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