カテゴリ:我が家の食卓( 66 )

2007年1月1日(月) 明けましておめでとうございます。

皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年は、こんなサイトにもかかわらず、多くの方にお越しいただき、大変ありがとうございました。今年も、半分は読んでくださる方のために、もう半分は自分の記録としてブログを続けて行きたいと思います。テーマは、引き続きゴルフと美味いものに絞って行きます。

a0064654_1441231.jpg元旦の朝、大晦日にブラジルから戻るので、お節など作る暇がないと見て、市販のお節を何品か買っておいたところ、なんと浦野絵須子さんが、お節を作ったのでおすそ分けしてくれると言う。なんていい人なんだ。ありがとう、絵須子さん!例によって、垣根越しの受け渡し、これが、またいいんだな。

絵須子さんのお節は、大変センスの良い器に盛られた立派なものだ。お煮〆、黒豆、田作り、豚の角煮、昆布。どれも心がこもっていて大変おいしかった。特に田作りは、ぱりぱりと香ばしく仕上がっていて、最高だった。






a0064654_14421335.jpga0064654_14423086.jpgカミサンの手作りは、恒例の雑煮。雑煮は、出汁がとても良い。漆の椀に盛られた雑煮は、彩りも鮮やかで、新しい歳を寿ぐ平和な気分にさせてくれる。今年も一年、楽しく暮らせますように。

マニスも恒例の雑煮で参加。正月気分を味わった(ホントか?)。

形ばかりだがお猪口に一杯だけ、日本酒を飲み、朝からちょっといい気分。しかし、これで寝るわけには行かない。


今日は、今年の初ラウンドなのだ!
カミサンは、疲れているというのでパスすると言う。もったいない。

面子は、I夫婦、T夫婦、それにW夫婦と僕の7人。会場は、Twin Oaks(Asakoちゃん、予約ありがとう)。

ショットは悪くなかったのだが、やはり疲れていたのだろうか、しょっぱなから3パットするなど、なんとなくスコアがまとまらず、結局97(46,51)という情けないスコアに終わった。でも、まぁ、青空の下、きれいな空気を吸って、元気にゴルフができたのでよしとしよう。

シングル目指し、楽しみながら精進、精進だ。
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by gomanis | 2007-01-05 14:51 | 我が家の食卓

2006年12月18日(月) 新しいクックトップがやってきた!

a0064654_211525.jpgウチは、3年前に引越してきて以来、ここは仮住まいという認識に立ち、すべて、家に備え付けてあった設備をそのまま手を加えずに使ってきたが、どうもキッチンの調理台(っていうのか?)だけは使いづらいというカミサンの声があり、新しいものと入れ替えることにした。Kさんにもさんざん付き合ってもらい、気に入ったものが買えたのはいいが、サイズが、今までのものと微妙に違い、タイルを切らなければならなくなったので、業者を捜したりするのも結構大変だった(らしい)。これまたKさんに紹介していただいた業者に来てもらい、今日、やっと据付が完了したのだ。僕も、ラーメンを煮るぐらいしか使わないが、嬉しい。

新しいクックトップは、平面のガラスで覆われているのが最大の特徴。鍋を、持ち上げずとも、すすっと横にずらせたりできるのがいいらしい。それに5箇所調理できる場所があり、その中には、鍋のサイズにより、加熱の範囲を選べるところもあるらしい。




a0064654_2121723.jpga0064654_2123278.jpgで、お披露目の料理である。
前菜は、サラダ。緑の野菜と、茹でた海老をスモークサーモンで巻いたもの。さらにその上に、蟹肉(蟹缶のもの)が載っている。先日、LAに行ったときに食べた料理をアレンジしてみたそうな。これは、プリプリした海老にドレッシングいい具合に絡まり、実に良い味だった。サーモンと海老という意外な組み合わせ。料理の世界は、想像力と創造力が大事なのだな。

Santa Barbaraで買ってきた、SanfordのPinot Noirで新しいクックトップに乾杯。これは、薄いルビー色のさっぱりしたワイン。シーフードにもよく合った。Pinot Noirがちょっと嫌いになりかけていたが、これで、名誉回復。a0064654_2125884.jpg

さて、メインは、力作、オックステールの煮込みスープイタリア風。白ワインとトマトで煮込んだオックステールは、柔らかく、酸味の効いた味がしみこんでいて美味かった。一緒に入っているパスタもしゃれている。肉を骨から剥がして食べながら、スープを飲む。贅沢な一品だ。
アロマフレスカのレシピだそうな。見事。

調理過程は、まったくわからないが、こういう手の込んだ料理こそ、新しいクックトップが威力を発揮したのだろうな、と想像はできる。よかった、よかった、新しいクックトップ。これで、ますます、美味いものを作ってください。

食後は、マニスもお祝いに参加。骨だけとなったオックステールを恍惚とした表情で噛み砕き、完食。よかったな、マニス。
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by gomanis | 2006-12-23 02:13 | 我が家の食卓

2006年12月1日(金) おぉー、うちはレストランか?

a0064654_0254383.jpga0064654_0255690.jpgブログも滞りがちな今日この頃だが、この食事だけは記録に留めておきたい。

2週間前の金曜日、帰宅すると、食卓がなにやら華やいでいる。Santa Barbaraで、アメリカンやアメリカンフレンチを食べ続け、ちょっと胃が疲れたかなという感じがしていたのだろう。今日のカミサンのテーマは、和風フレンチイタリアンとでもいうもの。和風というときりっと清冽な印象がある。

前菜がよかった。蟹サラダは、Downey’sから啓発を受けたものだろうが、ライムを添えて。しかし、蟹肉は、ほぐしたものでなく、しっかりした歯ごたえのある塊。野菜もきちんと入っている。見た目が、また麗しい。蟹の朱と白がまだらになったものと野菜の緑色、そしてライムの薄緑色がくっきりとしたコントラストをなしていてる。ドレッシングは、あくまで薄味。身体に優しく、おいしいサラダだった。もう一品は、柿と生ハムのオードブル。小ぶりのカップに上品に盛られた様は、心に響く美しさだ。柿の甘みと生ハムのかすかに獣臭のする塩味の組み合わせは、新鮮だった。

a0064654_0261642.jpga0064654_0263572.jpgメインは、ハリブットときのこのクリームソテー。前菜二品があっさり目だったのに対して、ハリブットは、しっかりした味。リッチなクリームソースは淡白なハリブットによく合う。

ワインは、今日は、Pinot Noirに疲れた舌を癒すために、Cabernet Sauvignon。しかもAlexander Valleyという慣れ親しんだ産地のもの。Cabernetなのに、優しく、滑らかな感じがするのは、気持ちの問題だろう。

これだけで結構おなか一杯になってきたのだが、もう一品、大作が。ラザニアである。ひき肉をかなり手間をかけて前加工したペースト状のものと(何をしたのかは、僕は知らない。カミサンの説明はよく理解できなかった)、ゴルゴンゾーラがたっぷり入っている。家で食べると、箸で食べられるのが嬉しい。邪道な食べ方だろうが、層状になったラザニアを、薄皮を一枚一枚剥がすように、箸で食べる。つまみ感覚でこれまた美味かった。

Los Olivosの借りを一気に返したような、見事な晩餐だった。毎度のことながら、カミサンに感謝である。
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by gomanis | 2006-12-18 00:26 | 我が家の食卓

2006年11月21日(火) 飲兵衛の食卓

a0064654_9371413.jpg出張から帰る日、いつものように家に電話し、なにか美味いものが食べたいとお願いしてみた。カミサンは、僕が、最近、また肥り気味なのを気にしているを知っていたので、十五穀米を中心にした健康食をと考えていたらしいが、この電話であっさり方向転換。彼女も食べるの好きだからね。

家に帰ると、案の定、なにやら美味そうな匂いが漂っている。思わずお腹がぐぅと鳴る。この瞬間が良い。帰ってきた、という感じがする。

まずは、Chardonnayで乾杯。きりりと冷えた黄金色の液体が舌の上で踊る。最初にぴりっとした刺激があり、やがて果実の甘酸っぱさが舌の両側を滑り落ちていく。鼻腔から抜けていく後味がまた上品でよい。



a0064654_9373056.jpga0064654_938686.jpg今日は3品。ホタテのトマトソース煮、ジャガイモとにんじんの細切炒め、それに回鍋肉。プリプリしたホタテにトマトベースのとろりとしたソースが絡みつく。濃厚な酸味がワインとよく合う。ジャガイモとにんじんの炒め物は、写真ではわかりづらいかもしれないが、実は、イカの塩辛をが入っている。酒で延ばしたものを香り付けのために少量入れたのだそうだ。よく見ると、細かいイカの破片が見て取れる。ジャガイモとにんじんの細切り炒めはもともと好きな料理だが、こうして一工夫されると、潮の香りが加わり、より複雑な味わいになるようだ。

回鍋肉は、薄めの豚肉に濃い目のソースがねっとりと纏わりつき、思わず笑みがこぼれる旨さだった。また、今日の回鍋肉は、赤キャベツを使ったところがユニーク。赤キャベツは、普通のキャベツより肉厚で、歯応えも断然強い。強いソースを中和するいい味を出していた。

ここで、我慢できずに、Cabernet Sauvignonも開けてしまう。回鍋肉を楽しみながら赤を飲み、ホタテに手を伸ばしては白をくいっと飲る。出張中の出来事など話しながら、すっかり宴会モードである。料理は、かなりの量があり、残りは明日の朝、などと言っていたが、どんどん箸が進み、結局、2人できれいに平らげてしまった。

こりゃ、また、肥るな、と思いつつ、美味い料理とワインを堪能したからいいか、と自分を納得させる。今日もごちそうさまでした。
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by gomanis | 2006-11-24 09:42 | 我が家の食卓

2006年11月18日(土) 結婚記念日 酔っ払いの目から見た酔っ払いの宴

a0064654_14553126.jpg久々のガチンコ飲み会だった。TomoさんのBlogで早々と紹介していただいたが、土曜日に、Tomo・トムさん夫妻とNoirさん・Jさん夫妻を招いて飲み会を催したのだ。

話は、だいぶ前、多分3ヶ月ぐらい前にさかのぼる。僕は、Noirさん夫妻とは、全く面識がなかったが、そのBlogから、お2人ともかなりいける口ということがわかり、是非、1度お手合わせを、と申し込んであったのだ。共通の知人でもあるTomoさん夫婦にも入ってもらって、この日、いよいよ、ということになった。勿論、5人目の呑み助、トムの存在も大きかった。

また、11月18日はうちの17回目の結婚記念日、さらに翌19日は、Tomoさんの誕生日ということもあり、にぎやかにお祝いしましょう、という趣旨も盛り込まれた。場所は、言いだしっぺということもあり、また、僕が気兼ねなく飲んで寝られるという目論見もあり、我が家にしてもらった。企画段階から、かなり全員飲む気満々の宴会だったのだ。


a0064654_14555251.jpg初対面のNoirさん、Jさんとの挨拶もそこそこに、まずは、シャンパンで乾杯。ポンッ!!と景気のいい栓の飛ぶ音にお約束通り尻尾を巻いて後ずさるマニスを皆で笑いながら、和やかに乾杯。きりりと冷えたシャンパンは、ほどよい酸味と甘みが調和し、美味い。なにより、盛大に泡立つ様が、華やかな宴の始まりを象徴しているようで、嬉しい。

食卓に移る。今日の献立は、すべてカミサンの手によるもの。前菜は、枝豆(ありがとう)、インゲンのオリーブオイル漬け、豚の味噌漬け。基本は、今年の僕のBlogに登場した料理を中心に、ということでこのほかに、にらの生卵巣篭もり、マグロの変わり漬け。

ワインを開ける。まずは、季節柄ボジョレ・ヌーボー。Tomoさん・トムにいただいたものだ。色は透き通るように淡い。鼻を近づけると、いかにもむせるような青い匂いがする。口に含むとさらさらしていて、酸味が強い。後味さわやかで、弾むような若さが、身体を駆け巡る感じがする。あっという間に一本空き、今度は、うちで買ってあったもう一本のボジョレ・ヌーボーを行く。今度は、2本目のせいか、少し、しっかりした味わいを感じる。

a0064654_14561618.jpg赤いテーブルクロスに、料理の数々、シャンパングラス、ワイングラスが10数個並んだ絵は、壮観だ。枝豆は、勿論、美味いし、豚の味噌漬けも久しぶりで美味かった。味噌が染みこむことで、肉のコクが更に深まるのだ。

そうこうしているうちに、BBQセットで焼いていた手羽先が焼きあがる。これが、唯一、僕が参加した料理だ。と言ってもひっくり返しただけだけど。これも我が家の定番。タレに漬け込んだ手羽先を、蓋をせず、弱火で、じっくり1時間かけて焼き上げたものだ。脂が落ちて、香ばしく、勿論、ワインによく合う一品だ。

その、ワインのほうは、快調に3本目、今度は、これもNoirさん・Jさんにいただいたチリワインを開ける。カベルネ・ソービニヨン。どっしりと主張の強いワインだ。若いボジョレ・ヌーボーも出だしとしてはよかったが、やはり、ご馳走の多様な味を楽しみながら、口に含み、ゆっくり貪欲に楽しむには、カベルネ・ソービニヨンが、適役であるように思う。

料理のほうは、真打の、鯛の包み焼きが登場する。生姜、ニンニクその他香草各種を、切込みを入れた鯛に摺りこみ、香り出しのプチトマトを添え、オリーブオイルで焼いたものだ(この辺の調理法は、実はよく知らない。カミサン、必要だったら補足してくれ)。食卓で紙を解く作業が、演出効果満点で盛り上がる一品だ。鯛そのものの味が味わえ、美味く仕上がった。

a0064654_1510358.jpgさて、僕は、最初からがんがん飛ばし、おおいに話し、笑い、ワインをついで廻り、新しいワインを勧めるなどしていたが、やはり、かなり早い段階であっち側へ飛んでしまったようだ。4本目の、カリフォルニアのカベルネ・ソービニヨンを開けたのは憶えているが、その辺りから記憶があやふやだ。Noirさんが、『ワインに合うおつまみは、葡萄だ』、と超かっこいい、通の発言をしたのは憶えているが、、、カミサンが、またうちの若い頃の写真やらカード類やらを御披露目していたのを恥ずかしい思いをしながら眺めていたのも、なんとなく、、かすかに、、、後は、いつものように、お先に失礼、であった。

聞けば、その後も、酒を飲まないTomoさんはともかくとして、トムは熱弁を奮い、カミサンも楽しく話し、JさんとNoirさんも最後まで気丈に振舞ったという。たいしたものだ。振り返ってみれば、一直線にあっち側に行ってしまったのは僕1人ということか。まぁ、こういう路線で皆に公認されているので、今回も許して下さい。僕は、ガチンコ飲み会、心から楽しませていただきました。

昼間、僕がゴルフに興じている間に、数々のご馳走を作ってくれたカミサン、心から、ありがとう。18年目もよろしくお願いします。
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by gomanis | 2006-11-22 15:02 | 我が家の食卓

2006年11月9日(木) 今週の食卓から

a0064654_22475257.jpga0064654_2248461.jpg金城の翌日は、食べきれず持ち帰った料理を、カミサンがリメイクしてくれた。甘ったるかった干焼明蝦球は、ぴりっとしまった味に生まれ変わった。地の甘さは多少残ったものの、これは、美味かった。イカの揚げたのはそのままいただく。こういうのは、暖めるだけで、十分おいしくなる。更に、この日、新たに作ってくれたのは、チャーシューとねぎの炒め物。ラーメン屋でつまみに出てくるものだが、これは、チャーシューの旨みとねぎの香ばしさが奏でる堪えられない味だった。我が家の定番入り確実だ。

別の日は、Kさんにいただいたカレールーを使ったキーマーカレー。豚のひき肉に、たまねぎ、生姜、その他いろいろ入れて(実は、よく知らない)煮込んだものだ。唐辛子が豪快に入れてある、激辛の大人のカレー。味わい深く、なおかつ辛さが食欲をそそる。ダイエットのことも忘れ、汗をかきかき、2膳もおかわりしてしまった。更に、翌朝は、このカレーでスパゲッティ。このカレーは、パスタにもよく合う。朝から、大変贅沢な気分になった。a0064654_22482718.jpg
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by gomanis | 2006-11-10 22:50 | 我が家の食卓

2006年11月4日(土) 牛肉の白ワイン煮

a0064654_15574739.jpgいやいや、東海岸から帰って来るのは大変だ。朝6時半(サンディエゴ時間3時半だよ)にホテルを出て、家にたどり着いたのが午後2時半(ニューヨークはもう5時半だよ)。フライト時間が長い上に、今日は、飛行機のメカニカルトラブルにも見舞われ、一度乗った飛行機から下ろされ、別のに乗り換えさせられるという目に遭った。身体は疲れていたが、今日は土曜日だ!昼寝の後はいそいそとLake Hodgesの練習場へ。何発かいいショットも出て、心地よい打感とともに帰宅。

出張から帰った日の楽しみと言えば、カミサンの手料理だ。今夜は、前菜が、クラッカーに茄子で作ったディップとフォアグラペースト。それから、マッシュルームににんにくとパセリバターソースを載せてオーブンで焼いたもの。このにんにくとパセリバターソースというのは、エスカルゴに使われるソースだと思うが、食欲をそそるいい香りがする。それがマッシュルームの風味をあいまって、なんともリッチな味わいになる。今日のワインは、Junちゃんに教えてもらった取って置きのNapaのカベルネ、Shaferで乾杯し、ほっと一息つく。a0064654_15581661.jpg

メインディッシュは、牛肉の白ワイン煮。初登場メニューだ。比較的クリアなスープに浮かんだ牛肉の塊。スープには、にんじんと、みじん切りにしたたまねぎがふんだんに入っている。カミサンが、にんじんがいい味に仕上がっているというので、肉の前ににんじんを味わってみる。普段は、まったく気にも留めないにんじんだが、こうしてみると、確かに味わい深い。オリジナルの甘みが味わえるのだ。主役の肉は、柔らかく、ジューシーだ。肉そのものの味を堪能するには、良い調理方法だろう。

Shaferを飲み干し、泥のように床につく。極楽、極楽。
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by gomanis | 2006-11-08 15:58 | 我が家の食卓

2006年10月29日(日) 豚しゃぶ

a0064654_1263642.jpga0064654_127355.jpg夜は、豚しゃぶ。まずは、定番の枝豆で乾杯。我ながらよく飽きないと思うのだが、本当に、毎日食べてもいいと思うぐらい好きだ。鮮やかな緑色、さやの表面で産毛に絡まってきらきら光る塩粒、豆を押し出す動作、そして口に広がる畑の青い匂い。たまらない。これが食卓にあるだけで幸せな気持ちになれる。

ワインを開け、しゃぶしゃぶに移る。豚は、にんにくのすりおろしを塗った上に、それがスープに溶け出してしまわないよう、片栗粉をまぶしてある。こうするとにんにくの旨みが閉じ込められるだけでなく、食感も滑らかになって美味いのだ。さっと湯がいて色が変わったところを見はからい、素早く引き上げ、紅葉おろしの入ったポン酢に下の半分ほどを浸し、いただく。うーん、牛もいいが、豚も甘くて旨いな。大皿二枚に盛った豚肉を2人で楽に完食。

a0064654_127211.jpga0064654_1273876.jpg肉の匂いに誘われ、マニスが、いつにも増してしつこく食卓の下で待機している。不憫なので、いつものように食べ終わってから、ひざに載せてやる。盛んに食卓の残り香を嗅いでいる。皿を舐めると叱られるので、舌をぺろぺろ出す代償行為で我慢しているのが可愛い。あまり可愛いから、今日は、ワインをやろう。マニスは、ウィスキーはだめだが、ワインは大好きなようで、僕の指から垂れる雫に一所懸命舌を伸ばす。酔っ払う様子もないので、意外といけるクチなのかもしれない。
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by gomanis | 2006-11-05 12:08 | 我が家の食卓

2006年10月22日(土) 天丼

a0064654_14185537.jpg例によって我が家の朝食は、重い。今朝は、先日の天麩羅の残り物を使って天丼。海老と烏賊と掻き揚げが少々。これを魚焼き器にアルミ箔を敷いて加熱する。ご飯の上に載せ、天つゆをたっぷりめに掛ける。この天つゆも、市販のつゆの素を昆布とかつおで取った出し汁で割ったものなそうだ。道理で美味いわけだ。ご飯にそのまま掛けても十分食べられるぐらいだ。もう一品は、これまた、同じく、手のかかった出し汁で作ったお澄まし。具は、舞茸と豆腐。出汁の自然の風味と、さっぱりした薄味が、天丼によく合う。皆さんも、この、宵越しの天丼を試されてはいかがか。朝から、贅沢なことだ。優勝したのは、この朝食のおかげかも。ありがたいことだ。
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by gomanis | 2006-10-25 14:19 | 我が家の食卓

2006年10月21日(土) 永遠なれ、爆裂 さようならYOS & Junちゃん

a0064654_1237135.jpga0064654_1237246.jpg赴任者の集まりである爆裂メンバーにとって、誰しもサンディエゴは、仮の住処であり、集合離散は、初めからの運命だ。そうはわかっていても、メンバーが帰任するときの、心のどこかに穴の空いたような寂しさはたまらないものがある。まして今回は、創設メンバーのYOSとJunちゃんの帰任である。

木曜日は、お2人を家に招き、天麩羅でささやかな送別を行った。前菜は、カミサンの手による一品料理をいくつか。豚肉好きのJunちゃんのために用意された、だし汁に溶き卵を落とした豚肉の椀物は、肉の甘みが味わえると好評だった。このほかに、ししとうと雑魚の炒め物、ほうれん草の和え物など。

ひとしきりビールでのどを湿らした後は、いよいよ天麩羅である。食卓にセットされた天麩羅鍋の前に僕が立つだけで、意外性のある絵になるらしい。写真を撮られ、ちょっと照れくさい。この天麩羅は、少々、自信がある。とは言っても腕に覚えがあるわけではなく、揚げたてを供するところがミソだ。半分、狐色に変わりかけたところを見計らってネタを上げ、油を切って、半分に折られた和紙の敷かれた取り皿に盛ってあげると、どのお客さんも喜んだ表情を見せてくれる。熱々の天麩羅が口に入るとさらに顔がほころぶ。これが、天麩羅をやってよかったと、いつも思う瞬間だ。この日は、残念ながらキスが手に入らなかったので、ネタは、海老、烏賊、さつまいも、椎茸。冷酒を切子の御猪口でやってもらいながら、どんどん揚げていく。どれも揚げたてだから我ながら美味い。最後は、小柱、小海老、三つ葉の掻き揚げで天丼を作る。味は良かったが、具が鍋の中で散ってしまった。次回は工夫してもっと上手く揚げよう。なお、念のために申し添えると、下ごしらえをしてくれるのは、すべてカミサンである。僕は、一番いいところをやらせてもらっているだけだ。

食後は、YOSが最初に飲んだバーボンというWild Turkeyのシングルバレルを開ける。琥珀色の液体がのどを焦がしながら胃に落ちていく。同時に、バーボン特有の枯れ草のような、土臭い芳香が鼻腔を駆け上ってくる。やっぱり〆はこれに限る。ハードリカー好きのYOSはたくさん飲んでくれ、マニスもハイタッチを20回ぐらいやらされ、夜は更けていった。

a0064654_12391561.jpga0064654_136938.jpg土曜日。泣いても笑っても最後の爆裂だ。舞台は、快晴のBarona Creek。67号から山間に入っていったところに忽然と現れるカジノ&ゴルフリゾートだ。フェアウェーは低潅木のブッシュに囲まれていて、ミスショットは、即ハザード行きとなる。また、グリーンの芝目が非常にきつく、ラインを読むのが難しいだけでなく、距離を合わせるのも大変だ。今日の注目は、無冠の創設メンバー、YOSかFが悲願の初優勝を遂げることができるのか、それともまたもや誰かに阻まれるのか、に集まった。組み合わせは、一組目がYOS、F、カミサンにTomoさん、二組目がKさん、Junちゃん、Tomに僕。

結果は、僕が、グロス87、YOSと同ネットながら、H/C差で3度目の栄冠を獲得した。YOSやFに勝たせたい気持ちがなかったと言えば嘘になるが、それにもまして、最後の爆裂、僕は本当に真剣にプレーしたかった。そしてその通り、全力を尽くした。その結果がこれである。YOS、次は日本か、ハワイかどこになるかわからないけど、また勝負しようね。そしてJunちゃん、最後の最後に一緒にラウンドできて、光栄でした。

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夜は、F邸に場所を移し、宴会。いつもながら、Kさんの豊富なラインアップには感心させられる。時間がないので、皆で分担し、料理を作る。僕は、唯一貢献できる蟹捌きを担当。キッチンに並んだご馳走の数々は壮観だった。蛸に香味野菜とチーズの細かく切ったものを振りかけた料理、鯛のマリネ、ホタテのアスパラガスとオレンジのサラダ。プチトマトのモッツァレラチーズ(?)掛け、朱色の鮮やかなアラスカンキングクラブ。枝豆やカナッペの軽いつまみもあり、さらに、ラムレーズンとチーズをボール状に練り上げたおしゃれ系の一品まで、幅の広さには感嘆するばかりだった。そして、料理はこればかりではない。庭では、FがせっせとBBQを焼いてくれたのだ。醤油の香りが鼻をくすぐるとうもろこし、各種野菜焼き始まり、メインのビーフ(これもマリネーテッドのものと素のものと二種類用意される周到さ)まで、どれもこれも心がこもっていて本当においしかった。Kさん、F、ご馳走様でした。a0064654_12562726.jpg
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この日の宴会には、New JerseyのH家もSkypeで参加。場が一層盛り上がった。ヨッシー、Yumiちゃん、遅くまで付き合ってくれてありがとう。







皆、よく食べ、よく飲み、共有する最後の時を愛しむかのようによくしゃべった。僕は、いつものように途中、仮眠。

2時ごろ、主役のYOSとJunちゃんの共同スピーチ。誠実で、情感が十二分に伝わってきながら、湿っぽくならない、とても良いスピーチだった。YOS、Junちゃん、いつか、本当にカパルアで再集合したいね。プランテーションでラウンドして、その後夕日を眺めながら乾杯できたらいいね。

爆裂の幕が、これで一旦閉じられる。これほど楽しい会はなかなかあるまい。朝から晩までたっぷりと遊んだ夏休みの夕暮れの気分だ。あぁ、面白かった。そして明日が待ち遠しい。
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by gomanis | 2006-10-23 12:46 | 我が家の食卓