カテゴリ:我が家の食卓( 66 )

アボガドの前菜

a0064654_13153960.jpg先週の金曜日は、出張から帰った翌日で家で食べたかったので、しゃぶしゃぶにしてもらった。やはり、家はよい。

勿論、前菜のイカの沖漬けもメインのしゃぶしゃぶも美味かったのだが、この日、特筆すべきは、アボガドの前菜だった。どこぞへ持って言った料理の残りものを利用したと言っていたが、初めての味と食感で、素直に感動した。中身は、それほど複雑なものではない。アボガドに、ゆで卵、小海老。これだけである。アボガドは、わさび醤油で食べればトロのような旨みがあるのは知られているが、ゆで卵と小エビのプリプリ感が味わいを一層複雑にする。そして、小海老のほのかな海の香りは、アボガド、ゆで卵の中に入ると鮮烈という印象を与えるほどアピールする。味付けに何を施したのか、カミサンしか知らないが、この3者の、ありそうで今までなかったハーモニーは実に新鮮な驚きだった。我が家の前菜トップ10に間違いなく入る一品である。



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by gomanis | 2006-06-14 13:18 | 我が家の食卓

またまたBBQ

とある日曜日。昼間、MI Ⅲを観に行く。MIもシリーズⅢになるとどうせ成功すんだろ、Mission Possibleじゃん、などと文句を言いながらそれなりに安心感を楽しむ。ま、娯楽映画だからね。

a0064654_13115271.jpg夜は、寸暇を惜しんで陽気を楽しむかのように庭でBBQ。今日は、韓国系でなく、アメリカンにした。仕入れはEscondidoのMajor Market。Kobe肉もあったが、もう少し脂の乗ったものが食べたくて、Rib Eyeの厚切りにする。前菜は、最近お気に入りのモッツァレラチーズとトマト、それにサラダは僕のたっての希望でレタスウェッジ。レタスウェッジは、食感が良いのだが、ざくざくと切って行く手順も気に入っている。何か征服欲を満たすような感覚と関係あるのかもしれない。勿論、ブルーチーズのドレッシングなので、これ自体、ワインにも合う。更に、定番の枝豆、きのこの炒め物。


a0064654_1312714.jpg肉を上手く焼くのはなかなか難しい。今日は、肉を冷蔵庫に入れず、常温で置いておいたので、強火で片面を手早く焼き、焼き目がついたらさっと返して、弱火でゆっくりめに焼いてみた。凍った肉を解凍するより、こちらのほうが美味くできるようだ。表面に焦げ目がついて、中は薄紅色のミディアムレアに仕上がった。味付けのほうは、今日はアメリカンなので、カミサンの特製ソース。炒めたり、煮込んだり、よくわからないが、いろいろ手の込んだソースらしい。濃い茶色のとろっとしたソースだ。肉自体の脂身もコク出しに使っているそうで、思わずうなってしまう味だった。市販品と違って甘ったるくないところがとても良い。良い週末でした
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by gomanis | 2006-06-14 13:13 | 我が家の食卓

魚の包み蒸し

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a0064654_1263798.jpg最近、日が長いことに加え、やっとサンディエゴらしい陽気になったこともあり、庭で食事することが多い。先週の金曜日は、カミサンの手料理の数々が庭のテーブルを飾った。ありがたいことだ。左から、グリーンピースの冷製スープ。豆の濃厚な香りと甘みが溶け合い、良い味だ。のど越しも心地よい。続いて、ホタテとエリンギのトマトソース炒め。熱の通ったトマトはあまり好きではないのだが、ホタテによく合う。胡麻油を使ってあるとのことで、中華風味だ。エリンギの歯ごたえが、また、よい。次に定番、蒸し海老のオリーブオイル漬け。冷えた白ワインといただくと最高の気分だ。







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さて、演出、味ともにこの日の主役となったのは、白身魚の包み蒸し。蒸篭で食卓に登場してくるところがよい。華がある。白い紙をひねるように開けると、中に香味豊かに閉じ込められているのはハリブット。味を盛り上げているのは、ハム、香菜、生姜の名脇役だ。ちょうど広東料理の蒸した石斑のような、しかし、あれをもっと濃厚にしたような味である。包んだ分、旨みが凝縮しているのだろう。カミサンいわく、ちょっと味が濃かったのとのことだが、ナイストライだった。今後、味を調節していけば、素晴らしい我が家の定番になるのではあるまいか?

ワインも空くころになるとさすがに宵闇が濃くなってくる。中に入ってまたゆるりゆるりと飲み続ける。幸せな、週末の始まり方である。
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by gomanis | 2006-06-06 12:06 | 我が家の食卓

BBQ

a0064654_11545584.jpga0064654_11544213.jpgCoronaの背景には、やしの木がよく似合う。この季節、7時になっても、なお、空気は昼間の熱気を多少残し、庭で冷えたビールを飲むには充分な暖かさだ。前菜は、トマトと燻製モッツァレラチーズ。マニスがもの欲しそうに足元から見上げる、平和な夕暮れだ。この日は、ザイオンの韓国風焼肉を使ったBBQ。部屋の中からボブマレーの陽気で切なげな声が聞こえて来る。定番の牛タンとカルビをゆっくり焼きながら食べる。カベルネソビニオンも開け、とりとめのないことを話しながら、肉をつまみ、ほろ酔い気分になってくる。頭がとろけそうなサンディエゴの夕暮れである。


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by gomanis | 2006-06-06 11:56 | 我が家の食卓

水曜日の食卓から

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今年になって月・火・木の休肝日があまり守られていない。出張だったり、お客さんが来たり、いいことがあってお祝いしたかったり、悪いことがあって気分転換したかったり、のどが渇いてビールが飲みたかったり、食卓の上の料理を見て、急遽ワインを開けずにはいられなかったり、守らない理由は山ほどある。そうして過ごしていると水曜日と金曜日のありがたみが薄れがちだが、そうは言っても、最初から飲むことを計画して準備された食卓はやはり華やかさが違うのだ。

この日の前菜は、初めてトライするマグロのチャーシューというもの。ニジヤかミツワで売っていたらしい。ヘルシーな食べ物だ。ちょっと醤油を垂らすともっと美味い。アスパラガスの明太子和え。それにチーズ。白ワイン系のつまみだ。もう一品は、野菜スティック。セロリと人参。ガラスの器がおしゃれだ。NKとMっちゃんにもらったもの。メインはオーソドックスな肉野菜炒め。豚肉、もやし、韮の取り合わせは最高だね。ほろ酔い気分でおなかもいっぱいである。極楽極楽。

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by gomanis | 2006-05-29 07:06 | 我が家の食卓

Major Marketのロブスター

先日、特大写真付で、いかに僕が蟹を愛しているか書いたばかりだ。その稿では話の流れ上、なんとなくロブスターを貶めたようなトーンになってしまったが、実はロブスターも大好きである。特に、茹でたてのロブスターを頬張ったときのプリプリ感ときたら、蟹では味わえない愉悦だ。また、兜の中のミソや、運がよければ入っている卵の芳醇な甘みは、酒飲みには堪らないものがある。

EscondidoのMajor Marketというスーパーに行くと、大きな水槽から活きたロブスターが選べる。しかも、この店では、その場で茹でてくれるのだ。99とかサイオンにも活きロブスターはあるかもしれないが、ここまでやってくれない。茹で時間は大きさにより20分から30分ぐらいかかるので、その間、暇つぶしをしなくてはならない。ここからアメリカっぽいのだが、茹で上がったロブスターにザックザックと氷をぶっかける。これで、一気に熱を取り去るのだ。こうして粗熱を取ったものをビニール袋に入れてくれる。後は、これを解体して食べるだけである。

a0064654_1133724.jpg僕は、食卓で手を汚すのが本当に嫌いなのだが、ロブスターばかりは残念ながら手を汚さずには食べられない。キッチンで解体してしまうのも手かも知れないが、ロブスターの場合、ミソやら茹で汁やら飛び出してくるので、解体後はかなり凄惨な状況を呈することになる。これを食卓に出してもロブスター!という登場感がないし、宴(うたげ)という華を感じない。これらは、どうせロブスターを食べるならば、味わいたい雰囲気なのである。まして、お客さんをもてなすときにはなおさらである。

というわけで、解体前の姿でどどーんと登場させる。ゆるりとに白ワインで乾杯し、前菜など少しつまんだあとは、僕の仕事の時間だ。調理はさみ片手に、めちゃくちゃ硬い殻と格闘する。時々、思わずパチーンとはさみが入り、汁が飛び散ったりするのもご愛嬌。解体作業が完了するころには、両手ともロブスターの汁まみれである。サーブされる人の笑顔だけがモチベーションだな。最後に手でテールの部分をずぶーっと殻から抜いてあげて終了。ここからは、各自、フォークとナイフで優雅に食べはじめる。僕は、手を洗いに席を立つ。このぬるぬるべたべたの手を洗う瞬間は、別の意味で快感だ。

蟹とロブスター、あなたはどちら派ですか?
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by gomanis | 2006-05-27 11:34 | 我が家の食卓

Costcoの蟹

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Alaskan King Crab Legsというものを初めて食べたのはいつのことだろう。おそらく、今はつぶれてしまったマウイ島カパルアのEric'sというレストランだった。イタリアンとシーフードを食わせる店だったが、奥さんが日本人で、アサリの蒸したのとか、味噌汁とか、日本人好みのメニューがいくつかあった。息子の代になり、商売替えしてしまったのだろう。残念なことだ。僕らは、上海からカパルアに遊びに行くたびに、その店を訪れ、おいしいワインと料理に舌鼓を打ったものだ。何回も通ううちに、いろいろ違う食べ物が食べたくなり、ある日、たまたま選んだのが、蟹の脚だった。それ以来、僕の中で、シーフードの王様と言えば、ロブスターではなく、蟹の脚になったのだ。

日本でも、タラバ蟹とか好きだったが、アメリカのAlaskan King Crabの脚は、極太で、ボリューム感がまるで違う。当初、レストランなどで食べていたが、どうも食い足りない。しかも手が汚れる。しばらくするうちに、Costcoで週末になると売っていることがわかった。それからは、時々、食べたいだけ買ってきて、家で捌いてこころゆくまで堪能する術を覚えた。大人1人の分量は、せいぜい1本半だろう。2本は、食べきれない。
蟹の脚を捌くのは、もっぱら僕の仕事である。一番大きいボウルと盛皿を用意する。道具は調理ハサミ。まずは、脚を関節ごとにぼきぼき折って離していく。たいてい手で折れるが、先のほうの関節は固いのでハサミで切り口を入れてから離す。これらは、すべてボウルに入れる。次に食べやすいようにハサミを使って殻を半分切り落としていく。こうするのは、殻つきで盛ったほうが見栄えがするからだ。こうして処理済みのものは、盛り皿に並べていく。一番太い、食べでがあるところを皿の真ん中に、脚の先のほうや関節の部分を周辺に。いろいろなやり方があると思うが、僕の個人的な鉄則は、食卓では手を汚さない!である。箸で身が簡単に剥がれるように、しかし、演出的に殻もついているように、というのが僕流だ。この蟹皿と白ワインを注いだグラスを食卓に並べるとなんとも華やかな光景が広がる。サラダが添えられたりすると更に彩り豊かである。
食べ方はお好み次第。ポン酢をつけたり、レモンを絞ったりしてもいいが、カミサンと僕は、何もつけずに蟹そのものの風味を楽しむ。生臭くないし、塩味も十分に効いている。蟹好きのお客さんなどには大変喜ばれる一品だ。
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by gomanis | 2006-05-18 13:24 | 我が家の食卓

とろろそば

a0064654_14345657.jpg話は前後するが、その土曜日の朝、いつものように走り出して、ふと久々に10kmコースを走ってみようかと思い立った。何も理由はない。そう思っただけだ。今年になって10km(正確には10.7km)コースを走るのは初めてだ。というのは、10km走ると、昼間、眠くてしようがなくなるので、平日走るわけには行かないし、週末もゴルフの前にあまり疲れたくないので、なかなか機会がないのだ。今年は、一時サボったものの、3月から一念発起して、5.3kmコースをかなり走りこんでおり、頑張るつもりはなかったのだが、ラップを見ると、記録が狙えるペースで走っていることがわかった。こうなると欲が出る。記録狙いに目標変更。一気に駆け抜け、58分の新記録を達成してしまった。一時間を切ることさえ初めてで嬉しかった。

朝食は、前回出張時に義母が持たせてくれたざる蕎麦。走ったあとは、無性に腹が減る。また、身体がたんぱく質を欲しているのがよくわかる。カミサンもその辺はよくわかってくれていて、とろろを摩り下ろしてくれた上に、ハムも出してくれた。週末の朝の食卓。空は青く、気分は爽快だ。大判のざるの中央に盛られた蕎麦が、みずみずしい。とろろとねぎを入れたつゆに蕎麦を1/3ほど浸し、勢いよく口に入れる。つるつるとしたのど越しとともにに蕎麦の芳香を楽しむ。うーん、思わず唸るほど美味い。この爽やかな味わいは日本人にしかわかるまいと思う瞬間だ。とろろを絡めて食べると、疲れた身体に力がみなぎってくるようだ。途中、ハムにも手を出しながら、一気に平らげる。至福の時であった。

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食後は、マニスにもおすそ分け。こいつは、蕎麦も好きそうだ。行儀よくお座りし、文字通り舌なめずりしながら楽しんだのだった。
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by gomanis | 2006-04-28 14:37 | 我が家の食卓

しゃぶしゃぶ

a0064654_0251982.jpg日曜日、カミサンが風邪を引いて寝込んでしまったので、僕がしゃぶしゃぶの用意をした。肉は、買い置きのもの。たぶん虹屋だろう。Vonsへ行き、言われたとおり、レタス、ベビースピナッチ、椎茸、ねぎを買う。結婚してからというもの、台所に立つ機会がめっきり減ってしまったので、どうも要領が悪い。思い切って我流でやる。レタスは、ざくっと半分に切り、葉っぱを適当に剥がし、洗って一口大に手でちぎる。思ったより分量が出るので、切った半分の更に半分も冷蔵庫へ。椎茸の石突は、手でねじり取るようにすると、笠も壊れないことがわかった。ベビースピナッチの袋を見て驚いた。ジッパーが付いているのだ。使ったあとは、ジッパーを閉めて冷蔵庫に入れればいいようになっているらしい。葉っぱは、勿論、洗わずにそのまま食べられる。ふーん、アメリカはここまで進んでいたか。いろいろ勉強になった。折角のおいしい肉なので、ワインを開ける。カミサンも付き合い程度にグラスを傾ける。静かな、平和な夕餉である。
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by gomanis | 2006-04-10 00:25 | 我が家の食卓

フジリゴルゴンゾーラ、油淋鶏 金曜日の食卓から

金曜日は、ゆっくりと家で夕食。朝から、パスタと油淋鶏が食べたいとお願いし、作ってもらった。まずは、きりりと冷えたシャルドネで乾杯。金曜日の夜はことのほか幸せだ。ご馳走が食べられる、そして多くの場合、翌日はゴルフだ。

a0064654_4584051.jpga0064654_4585012.jpg前菜のパスタは、フジリのゴルゴンゾーラソース和え。フジリという名前は初めて知ったが、螺旋の溝が入っている太いパスタだ。こういう形状にすることで、ソースが絡みやすくなるのだろう。ゴルゴンゾーラは、大好物。ソースをたっぷりかけながらリッチな味を楽しむ。もうひとつの目玉は、油淋鶏もどき。これは、浦野絵須子さんに教わったレシピ。鶏肉を茹で、上げた鶏肉に茹で汁と胡麻油、塩で作ったタレをかけまわす。その上に山盛りの葱のみじん切り。最初に食べたときに、どこかで食べたことのある味だと思ったら、中華料理の冷菜にある油淋鶏だと、思い出した。ただし、中華料理の場合は、骨付きのぶつ切りを使う。また、こんなに大量に葱は使わない。なので、口に入れて骨の周りの肉をしゃぶり取りながら食べるような格好になる。鶏肉の茹ですぎは、肉が硬くなるので、さっと火が通ったところで上げるらしく、骨の周りをしゃぶっていると骨は当然完全に火が通っていなくて、時々血の臭いが口に入ってくることがあるのが嫌だった。それを考えると、これは、骨がないし、暖かいし、葱の風味もあり、本場の油淋鶏より、よほど美味いと思う。

a0064654_459350.jpga0064654_4591226.jpg野菜は、インゲンのオリーブオイルソースとシーザースサラダ。インゲンは、鮮やかな緑が食卓に色を添える。シーザーズサラダは、アボガド入りでおいしかった。

本当は、アリ・オ・リオ・ペペロンチーノも準備されていたらしいが、以上の第一弾だけでかなりボリュームがあり、たどり着けなかった。

大変、結構な、金曜日の夕餉でした。ごちそうさま。
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by gomanis | 2006-04-03 04:59 | 我が家の食卓