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2006年9月27日(水) 大聖堂とRhein Hotel

a0064654_14125100.jpg仕事を終え、トレードショーの会場から、徒歩で大聖堂へ向かう。このコース、歩いて20分ほどだが、ライン川(Rhein river)にかかる大鉄道橋の側道で川を渡ることになり、なかなか風情がある。赤い車体の巨大な列車が時々鉄橋を軋ませながら金属音を立て、傍らを通過していく。
川面に映る夕日がきれいだ。

大聖堂は、欧州の各都市にあるが、ケルンの大聖堂も見事なもの。ゴシック様式(たぶん)の、二つの尖塔からなる荘厳な建築物だ。中世から近代、現代へと時を経て、黒ずんだ外壁が一層風格を増している。近づいてみると、ステンドグラスの埋め込まれた窓枠や、扉の周り、また、青空に突き刺さらんばかりの尖塔の至るところに、精緻な彫刻が施してあるのが見て取れる。これを作り上げた人たちの宗教的情熱が伝わって来るようだ。



a0064654_1413482.jpg中に入ると、一瞬、漆黒の闇に入ったような怯えを感じるが、歩を進めるに従って、そうではなく、実は広い礼拝堂が広がっていることがわかる。大聖堂の巨大さの割には小さい窓。また、ステンドグラスで光の色を変え、光量を巧みに抑えて薄暗く照らされた大礼拝堂は、絶対的な威圧感がある。神を恐れよ、というのが、この礼拝堂の設計にこめられたメッセージであろう。神を恐れよ、そして崇めよ、そうすれば、神はお前を天国に召すだろう、と。人間と神が契約を交わす場所だ。






a0064654_14132991.jpga0064654_14141169.jpg夕食は川沿いにあるその名もRhein Hotel。観光客向けのレストランが軒を並べるにぎやかな界隈だ。気持ちがよいので、外の席を取る。今日もやはりビール。昨夜とは違い、ホワイトビールを頼む。白濁した、ねっとりとした濃いビールだ。美味い。今日のお目当ての料理は、豚の”Knuckle”。肘の部分だと思うのだが、これにソースを塗ってオーブンで焼いてある。1人分としては、かなり大きな塊だ。こいつを、ナイフとフォークで削ぎ落としながら食べていく。皮のところは、火が通り過ぎていて硬いが、中はほどよく味も染みていて実に旨い。昨夜のソーセージ同様、洗練されたものではないが、これがドイツかと納得させられる一品だ。付け合せは、ポテトサラダ。やっぱりドイツだ。
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by gomanis | 2006-09-28 14:16 | 美食

2006年9月26日(火) Brouhous Sion

a0064654_1527541.jpg夜は、大勢で大聖堂の近くにあるビアレストランで食事。待ちに待ったドイツビールだ。席につくと早速ビールが運ばれて来る。丸い取っ手のついたお盆のような容器に小さいビールグラスが10個ぐらい入っている。これを各人の前に一個づづ置いてくれる。グラスは、本当に小さい。150ccぐらいしか入らないのではないか。ビールをいつも新鮮なままで味わうために、こういう小さいグラスで飲むのだそうだ。ドイツビールというと大男の二の腕の太さほどもありそうなどでかいジョッキでごくごく、というイメージがありがちだが、それは、バイエルン地方の話で、ケルンは違うとのこと。

a0064654_1528178.jpg前菜が運ばれて来る。前菜と言っても、パンの上に、レバーのパテやチーズを載せた素朴なもの。特筆すべきは、ポークのタルタルだ。実は、この店、2年前にも来て、これが美味いという記憶があった。ポークの生って大丈夫なの?と当然の質問をしたが、地元の人は、新鮮だから全然問題ない、と胸をたたいたものだ。タルタルは、塩、胡椒がしてあるだけだと思うのだが、無臭で、脂こくもなく、とても美味い。たまねぎのみじん切りが味をさわやかにしているのかも知れない。そして当然のことながら、ビールによく合う。

ビールは、薄い色のライトなもの。グラスが小さいので、すぐに空になってしまうのだが、心配は無用。ウェイターが、例のお盆を持ってしょっちゅう”巡回“に来、フレッシュビールと換えてくれるのだ。わんこそばのような感じと思ってもらえばいい。グラスの残りが1/4程度になっていると、もう回収され、新しいグラスが置かれる。新鮮なうちに飲む、飲ませることが彼らの誇りのようだ。

a0064654_15284983.jpgメインのソーセージがなかなか来ない。ホスト役の地元の人間にどうしたことかと訊くと、ここは、あくまでビールが主役、料理は脇役、ビールをゆっくり味わうのが正しい食事作法とのこと。
そうは言っても、ソーセージが早く食いたいとせがむと、しようがないな、と言う感じで厨房に連絡してくれた。どどーんと登場したのは、一人前20センチはあろうかという巨大なソーセージ。一人ひとりに、ポテトの炒めたものが盛られている。ここに、それぞれソーセージや、ザワクラフト、ポテトサラダ(これもポテトだ)などを取って食べる。わいわいと楽しい食事だ。ソーセージは、肉がびっしりつまっていて、しかしながら適度にジューシーで大変美味い。一時、中断していたビールがまた進み始める。昼間は時差ぼけであんなに眠かったのが嘘のように、元気になって来る。食事は偉大だ。

ビールにソーセージにポテトだ。ドイツと言えばこれでしょう。明日も楽しみだ!
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by gomanis | 2006-09-27 15:31 | 美食

2006年9月26日(火) La Vita Ristorante Italiano

a0064654_1525228.jpg出張でドイツのケルンに来ている。機中泊で身体はへろへろだが、腹は減る。昼食は、無難なところで近くのイタリアンへ。小さな店だが、中は大小さまざまなテーブルがあり、それぞれに白いテーブルクロスがかけられ、ナプキン、ワイングラスなどがセットされていて、きちんとした店、という印象を受ける。壁にはいろいろなワインのボトルが並び、夜の賑わいが想像される。昼下がりに入ったので、客は我々だけ。若い女性が白板に書かれたメニューを全部英語で説明してくれるが、軽く食べたかったので、フィットチーネのニンニクバジルソースを頼む。オリーブとドライトマトを齧りながら、待つことしばし。出てきた。真っ白い皿に、フィットチーネが上品に盛られている。緑のソースが目に鮮やかだ。味のほうもあっさりとしていて、それでいてニンニクが効いていて、大変おいしかった。知らない土地で食事をするなら、やっぱりイタリアンだな。
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by gomanis | 2006-09-27 15:25 | 美食

2006年9月24日(日) 朝からラーメン それが何か?

a0064654_15233640.jpg多くの友人が、うちが朝からラーメンと食べると言うと、えぇっ!という反応をするのだが、朝のラーメン、美味いですよ。今日のは、どこぞのとんこつ醤油生ラーメン。それに生卵と芥子高菜をたっぷり載せていただく。麺はしこしこ、スープはコクがある。麺に生卵を絡めたり、高菜と一緒に口に運んだりする。うめー。
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by gomanis | 2006-09-27 15:23 | 美食

2006年9月16日(土) Cucina Italiana

a0064654_15211573.jpgサオリさんと言えば、知る人ぞ知る沖縄出身の美容師さんだ。サンディエゴに着てから、ほぼ、毎月、髪を切ってもらっている。僕の周りでもご贔屓にしている人が結構いるらしい。そのサオリさんに髪を切ってもらった日、晩御飯どうしようかという話になり、隣接するモールにあるCucina Italianaに行くことにした。確か、2回目である。

モールの中ながら、一歩店内に入ると、それなりに陽気にイタリアっぽく内装されていて、女主人と思われる人もイタリア訛りの英語を話すので、雰囲気はなかなかよい。パスタは、とりたてて書くほどのこともなかったが、前菜のイカのトマトソース煮が美味かった。サンディエゴでイタリアンというとカラマリフライが定番だが、僕は、メニューにある限り煮たほうを選ぶ。この店のトマトソースのコクと酸味、それに少しスパイスを効かせたソースは、秀逸のできだった。軽い夕食を取りたいときなどにお奨めの店だ。

Cucina Italiana
4705 #A Claremont Dr.
San Diego, CA 92117
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by gomanis | 2006-09-27 15:21 | 美食

2006年9月23日(土) YOS-san Cupと爆裂蟹発足

a0064654_216518.jpgYOSとJunちゃんの帰国まであと5週間になってしまった。寂しいことだ。今日は、その送別コンペでCarton Oaksへ。ここは、いつも手痛い目に合わされるタフコース。今年になって唯一よかったのは、5月に、Mオ君、Y子さん夫妻がサンディエゴに遊びに来たときに回ったときぐらいだ。コースに対して謙虚に相対することの大切さを学んだ、はず、であったが。。。

今日は、出だしでパーという幸先のいいスタート。しかし、そこからダボ、パー、9!、パー、トリという出入りの激しいゴルフ、しかも悪いほうに少しづづ傾いていくという典型的な負けパターンに陥ってしまった。前半は48、後半になるとパーが取れず、ずるずるとスコアを崩し50、合計98という惨憺たる結果に終わった。スイングの改造、途半ばである。次は頑張ろう。

a0064654_2172955.jpgさて、主題は、僕のゴルフではない。今日のコンペは、I家とAsakoちゃんが企画、準備してくれたものだったが、総勢16人という大コンペだったのだ。なぜ、こんなに盛況だったかというと、僕ら爆裂系(平均年齢秘密)と、30歳前後のジェネレーションによる新興勢力、『蟹さんクラブ』が大合同したからだ。

僕は、張り切って普段は重くて持ち歩かない一眼レフを持ち、プレー前から始まって、ラウンド中もプレー後の宴会まで、写真を撮りまくった。ファインダー越しに見る皆の表情は、とてもよかった。和気藹々とおしゃべりに興じる顔も、真剣にパッティングするときの瞳の輝きも、夕陽に向かってティーショットを放つ様も、ひとつひとつが活き活きとしていて、10年後に振り返ったら懐かしくて泣けてきちゃうだろうな、とシャッターを押しながら感慨にふけるのだった。

ま、だいぶ写真に気を取られていたのでゴルフに集中できなかった、というのは、言い訳。

a0064654_218179.jpgだいぶ日が傾いてきたCarton Oaksを後にし、成績発表および懇親会は、Convoyの富臨(China Max)へ。大勢の宴会で美味いメシと言えば、ここをおいてあるまい。

今日の主役、YOSの大好物、白灼蝦(蒸し蝦)を頼む。今日のは、また特別に大きく、卵をもっているのも幾尾かあり、特筆に値する美味さだった。兜の中も肉があり、これをタレにつけながら指ごと舐めるように味わい、満を持して胴体部分のプリプリ感を堪能する。これぞ至福の時である。ほかのラインアップは、

冬瓜火腿湯
避風塘魚片
椒塩蝦球
黒椒羊排
泡油帯子螺片
など。相変わらず、どれも美味かった。

表彰式は、組対抗戦が中心で、異様な盛り上がりを見せた。店の人が、何がそんなに楽しいの?と訊きに来たぐらいだ。Kヘイ、Nちゃん、大変クリエイティブでよかったです。大受けだったね。

さて、この宴会の席上、ついに、爆裂コンペと蟹さんクラブの大合併が決まった。ついに、と言っても長い交渉を経たわけでなない。どちらかというと酔った勢いでその場で決まった。どちらにしても画期的なできごとだ。存亡の危機に瀕していた爆裂としては、嬉しい限りだ。会の名称は、爆裂蟹(クラブ)(CrabとClubをかけてるわけですな、アメリカ人には理解不能だろうけど)と決まった。大勢になったことでもあり、ゆったりとした会にし、日を決めて出られる人は出て、都合の悪い人は見送るぐらいの感じがよいだろう。唯一の参加資格はゴルフを愛することである。我を忘れるぐらい没頭しなくてもいいけど、ゴルフを好きでいて欲しい。

YOSとJunちゃんの帰任が生んだ、歴史的(?)大合同であった。改めてお二人の人徳に感謝したい。なお、今後、帰任組には、爆裂蛙(蛙と帰るとかけてるわけですな)というコミュニティが用意されるかもしれない。YOSが名誉会長として立ち上げに尽力するようだ。頑張ってください。

夏が最後の光芒を放ちながら過ぎ去ろうとしている。いつもながら、祭りの後の寂寥を感じざるを得ない。
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by gomanis | 2006-09-25 02:20 | ゴルフ

2006年9月17日(日) 巴人重慶川味

a0064654_13562787.jpg爆裂の打ち上げは、Claremont Mesaにある巴人重慶川味へ。このブログでも何度か取り上げた本格四川料理の店だ。まったくローカライズしていない、アメリカ人客に媚びない(というか端から相手にしていない)、四川の田舎にありそうな店と味、という意味で、大変気に入っている。富臨(China Max)や福臨門(Pearl)のような華美さはないが、勿論、十分清潔ではある。

早く着いたので、とりあえず青島ビールを頼む。前菜は、テーブルでオーダーするより、ガラスケースの中に並んでいる惣菜のなかから選ぶほうが楽しい。僕は、メニュー選びをしなくてはならなかったので、前菜は、カミサンに任せる。彼女が選んだのは、内皮が付いたままで炒めて塩を振った南京豆、細切の昆布、それに鶏の砂肝。まぁ、定番であろう。O家も到着し、前菜を食べながらビールで乾杯。プハーッ!2ラウンドの後のビールは、五臓六腑に染み渡る。

辛いものが苦手な人もいるので、今日は、辛くないものを中心に頼むことにする。

甕子肉(壺肉)
鍋巴鮮貝(おこげのホタテソース掛け)
葱爆牛肉(牛肉葱炒め)
軟炸排骨(スペアリブのから揚げ)
醤焼茄子(茄子土鍋)
苦瓜炒蛋(ゴーヤ炒り卵)
蒜茸空心菜(空心菜のニンニク炒め)

辛い料理は、
干鍋鶏肉(鶏肉の唐辛子ソース炒め)
泡椒尤魚(イカの唐辛子炒め)
の2品にとどめた。

甕子肉は前回頼んで気に入った人が多かったのでリピートオーダー。豚の肘肉と肉団子が醤油味のスープで煮込んである。身体が温まる一品だ。鍋巴鮮貝はこの日のヒットメニューだったな。おこげとあんかけは別々の器でテーブルまで運ばれ、目の前で熱々のあんかけを掛けると、ジューッという威勢のいい音がする。演出効果があり、場が盛り上がる。おこげはかりかりで香ばしいし、あんが染みて少し柔らかくなったところも美味い。茄子も醤油味がベースの素朴な味。土鍋に盛られているので、熱々の状態が続く。苦瓜は、辛さを中和するのでよいと思って頼んだが、思いのほか不評だった。慣れると美味いのだけれど。空心菜は、期待通りのおいしさで、あっという間になくなった。

辛いほうの料理二品は、本当に辛かった。干鍋のほうは、前回、海老を食べたので、今回は鶏肉にしてみた。鉄鍋の上に真っ赤な唐辛子ソースで炒められたモヤシと軽く揚げた鶏が載っている。味自体は悪くないのだが、鶏肉が骨付きで非常に食べづらかった。これ、前に書いた歌楽山辣子鶏の時も思ったのが、材料費をケチっているのではないか?もう少し大ぶりの、骨なし腿肉を使えば何倍も旨く味わえるようになると思う。泡椒という調理法は初めてお目にかかった。こちらは、干鍋と違い、生の赤唐辛子を切って素材と一緒に炒める料理のようだ。ソースがないドライな料理で、唐辛子の辛さの直球勝負である。ほかの素材も今度試してみたいが、ちょっと洗練さに欠けるかな、という気もした。最後に軟炸排骨だが、これも材料費をケチっているとしか思えない。一つの揚げた塊に複数の骨のかけらが入っていて食べづらいったらない。僕は、スペアリブにそれほどの価値を見出さないので、骨なしの豚肉の塊を食べたい。軟炸里幾という料理なのだが、メニューには見当たらなかった。今度訊いてみよう。

ということで、少し、この店でのオーダーの仕方が見えてきたが、まだ探検の余地大いにあり、というところである。物好きな人がいれば、一緒に開拓に付き合ってください。大勢のほうが、色々頼めるからネ。
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by gomanis | 2006-09-24 13:59 | 美食

2006年9月17日(日) 第16回爆裂コンペ Twin Oaks

a0064654_159891.jpgO家の帰任が決まり、皆、熱に浮かされたようにゴルフに興じている。先週のCross Creek 2ラウンドに続き(いつか暇を作って書きます)、今週日曜も2ラウンドである。もはや本当にゴルフ中毒と言ってもいいだろう。ラウンドを重ねるだけではない。YOSはTomoさん、Tomにラウンド前レッスンを施したし、爆裂の中では、比較的冷静であったF家でさえ、先週、ビデオカメラ片手にKさんのスイング矯正にHodgesに連れ立って行ったということである。勿論、僕は、スイングの改造に取り組み、ゴルフ熱は下がる気配すら見せない。

状況は、素晴らしいの一語に尽きる。

今回のコンぺは2ラウンドのネット合計を競うもの。本当ならばツアープロのように4ラウンドでじっくりと楽しみたいところだが、仕方がない。それでも1ラウンドよりは、ストーリー性が増し、楽しいことには違いない。

今回は、Kさんが1ラウンド目でGross86、Net68というぶっちぎりのスコアを出し、ほぼ勝負を決めてしまったが、それでも混沌とした2位争いや、セカンドラウンドで上位4人のイケイケ組に入るか、下位4人の不名誉なダメダメ組に入るかといった1ラウンドではない面白みもあり、僕は、大いに楽しんだ。

さて、僕のゴルフ。1Rは88(46,42)、2Rは89(47,42)、合計177。Differentialは調整後で13.1と14.9と満足のいくものではなかったが、収穫もあった。ひとつはパッティングの向上。1Rが29、2Rが30だった。最近読んだ本のなかに『神様のレッスン』というのがあり、そこに書いてあったパッティングを試してみてからというもの、非常に打感がよく、球の転がりもよい。

次に、アプローチ。Lob WedgeのピッチショットとApproach Wedgeのピッチ&ランとそれぞれ1回づつチップインバーディーがあった。僕はこの2つのアプローチの技しかないので、状況に応じて上手く使い分け、それぞれ成果が出たのは素晴らしい。

スイングの改造は完成に程遠いが、それでもドライバーで2回、満足のいく快感ショットがあった。

こういうラウンドをすると、次の週末が待ち遠しくなる。ゴルフの悦びは尽きることがないのだ。

でも2ラウンドは、正直言ってとても疲れる。月曜日は、全身に残る疲労感と戦いながらの仕事となる。これは、僕でも辛い。
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by gomanis | 2006-09-20 15:14

2006年8月27日(日)  納豆そば

a0064654_3141585.jpg爆裂の朝、Temecula Creekでサンデーブランチを食べようとしたら、11:30からしかやっていないと言われた。しかたがなく、家で納豆そばを食べた。これがカミサンに初優勝をもたらす原動力になるとは、このときは思いもしなかったが。

真ん中に卵の黄身が鎮座して、いかにも美味そうだ。
前にも納豆そばのことを書いたことがあるのを思い出して、読み返してみた。熱い思いで一気に書き上げた文章は勢いがある。納豆そばに関しては、これを越える文章はしばらく書けそうもないので、多少加筆の上再録して、今回の写真の説明文とさせていただきたい。

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世の中に、納豆そばを食べる家庭はどれぐらいあるのだろうか。時々食べている人は幸いである。蕎麦屋のメニューにもない、しかし、日本食ならではの傑作だと信じて疑わない。

茹でて冷たく水を切った蕎麦。その上に納豆、生卵、葱、三つ葉(あるいは貝割れ)、おかか、すりゴマ、刻み海苔、紫蘇、大根おろし、とろろ芋などのうち、家にあるものを載せればよい。もちろん、具の種類は多ければ多いほどおいしい。これに、そばつゆをかけまわし、掻き混ぜる。納豆が絡んだ蕎麦は、とても重い。それを我慢して、納豆がちゃんと糸を引くまで、混ぜて混ぜてかき混ぜ続けると、薄茶色の納豆の糸が細かく泡立ち始め、早く食べて、と言わんばかりの芳香を放ち始める。こいつを、どんぶりの底にたまったそばつゆを掬うようにそばと具に絡め、口中に運ぶ。このときは、親の仇に遭ったように大きく口を開け、気合を入れて大量に掻き込むべきである。ずるっ、ずずーっと蕎麦、納豆、生卵の甘み、それらを打ち消す香味野菜の味が口一杯に広がる。生きている幸せとはこのことかと思う瞬間だ。かき混ぜるのに費やした苦労が報われる。もう一度その快楽が味わいたくて、もう一口食べる。さらにもう一口。そばつゆが、ともすればどんぶりの底に溜まりたがるので、下から上に、上から下に、時々全体を大きくかき混ぜて味が均一に行きわたるように気を配りながら、一気に食べる。最後はどうしても納豆つぶが底に残るので、どんぶりを口につけ、箸でがーっと掻き込んで納豆そばの完食である。

時間にしてほんの5分。調理に、相当手間がかかっているわりに、納豆そばの快楽は、いつも一瞬にして終わってしまう。作ってくれるカミサンに感謝。
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by gomanis | 2006-09-10 03:21 | 我が家の食卓

2006年8月25日(金) BBQ

a0064654_225831.jpg夏は、なんと言ってもBBQだ。
サンディエゴに引越して来たときに、思い切ってBBQオーブンを買ってよかった。
夕刻、まだ日のあるうちにコロナビールの栓を開け、チップスなど齧りながら塀の外を見やると、青空に椰子の葉が揺れている。何度経験しても、この光景の中に自分がいる幸せを噛みしめる瞬間だ。



a0064654_2254056.jpg今日のBBQは、長期出張に来ているA君の慰労が主目的。裏のD家(浦野サム、絵須子さんとそのご子息Rの一家)と共同でやる。

前回やってカミサンも僕も超気に入った、海老とホタテのイタリア風漬け込みで始める。素材の風味を損なわない程度にオリーブオイルと香味野菜が効いていて、旨い。Rが海老が大好きだというので、僕のを一個分けてやる。

肉は、Rib EyeとFiletの2種類を用意。肉をおいしく焼くのは、なかなか難しいものだ。電子レンジで急速解凍したばかりの肉をおいしく焼き上げるのはとても難しいので、うちでは常温で時間をかけて解凍しておく。この状態の肉で、強火で5分、ひっくり返して弱火で10分焼くと、ミディアムレアに焼き上がるというのが経験則だ。この間、ふたは閉めたまま。もっと上手い焼き方をご存知の方がいたら是非教えてもらいたい。

ソースは、韓国スーパーで買ってきた焼肉のたれと、醤油の2種類。焼肉のたれは、コクがあり、甘みもあって勿論美味い。しかし、ホースラディッシュに醤油を垂らし、肉片に載せて食べるのもさっぱりして悪くない。ホースラディッシュの清冽な香りの後に肉の甘みが広がる。特にFiletにはこちらのほうが合うようだ。

a0064654_226766.jpga0064654_2261796.jpgサイドディッシュには、浦野絵須子さんが作ってくれた茄子のアンチョビ炒めとカミサンのサラダ。茄子は、ニンニクがまぶしてあり、とても香ばしい。サラダは、イエローペアという小さいトマトとアスパラガス。色合いが鮮やかだ。

さらに主食には絵須子さんがキムチチャーハンを作って来てくれた。ご本人は失敗作と謙遜していたが、なかなかどうしておいしかったですよ。


a0064654_2265464.jpgワインも十分いただき、お腹がいっぱいになった。気がつくと、あたりはすっかり宵闇に覆われ、空には星が光っている。カミサンが家に入って何かやっているかと思うと、ろうそくの灯ったケーキを持って再登場。実はこれ、数日前に誕生日を迎えた浦野絵須子さんのためのSurprise!の演出だったのだ。ストロベリーショートケーキにバラのデコレーション。絵須子さんもとても嬉しそうだった。

Labor dayをもって夏は終わりとされているようだが、サンディエゴに関しては、まだまだ80度以上のカンカン照りの日が続く。BBQオーブンはしばらく庭の真ん中に出したままにしておこう。
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by gomanis | 2006-09-10 02:29 | 我が家の食卓