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2007年1月23日(火)感動!!吉牛との再会

a0064654_22505238.jpg待つこと2年余、ようやく、また食べられました、吉野家の牛丼。去年の1月に来たときには、確か、1度は解かれかけていた米国牛肉の禁輸措置が、米国側が検査をきちんと実施していないことが露見し、解禁が先送りされるという、まことに遺憾なことになったのを覚えている。直近の日本出張は、去年の7月末。その時には、牛丼再開が決定していたが、タッチの差で間に合わなかった。確か、復活したのは、9月だった。それが、ついに、食べられるのだ。嬉しい、嬉しい。

牛丼復活と言っても、まだ供給量に限りがあるらしく、一日中やっているわけではない。11時から3時までの時間限定。しかも、メニューは、並のみ。牛皿などは、まだ復活していない。しかし、『毎日、牛丼やってます!』というポスターは、日本に着いたばかりの僕の心を熱くたぎらせるものがあった。

初日は、会議でつぶれ、昼食は、泣く泣く弁当。あれ、本当に迷惑だな。火曜日、同行の日本人Aを誘って、いよいよ牛丼との再会への場所へと向かう。長らく会っていない恋人に会いに行くような気分である。昼飯時で、店内は超混みだ。僕らもしばらく待たされる。観察すると、客は、ほとんど皆、牛丼を食べているようだ。限定供給ということで、やはり昼に来る人は、牛丼目当てなのだろうか。

やっと席が空く。同行のAは、ちょっと離れた席へ。注文は、迷わず、『並、つゆだく、生卵に味噌汁』。あぁ、これを言う瞬間をどれだけ心待ちにしていたことだろう。待つこと20秒、湯気の立ったお膳が運ばれて来る。おう、ぴろぴろの牛肉が載っている。これだ、これだ。立って、待っている客から、早く食えよ、この野郎的視線を感じるが、ちょっと失礼して、まずは、写真撮影。この感動を記録しておかねば。一旦、カメラを構えたものの、絵的には、紅生姜があったほうがいいなと思い返し、この野郎光線を浴びながらも、カメラを置き、紅生姜を取る。
無事、写真撮影完了。ついに箸を取る。

2年ぶりの吉牛の第一印象は、意外にもしょっぱい、というものだった。よく言えば、きりっと立った味、とでもいうもの。こういう味だったかな、と違和感を覚えながらも、旨いので、バクバク食べる。お湯で溶いた味噌汁も可愛い吉野家の味。肉の量が、少ない、とも思った。前はもう少しあったような、、、供給制限のせいか、僕の記憶違いか。ご飯との配分を考えながら、食べ進んで行く。頃は良し、ご飯が残り3分の1ぐらいになった時点で、卵投入。このために『つゆだく』を頼んだのだ。卵を絡めながら、牛肉とご飯を頬張る。濃い目のつゆの味と肉の脂の旨み、それに卵の甘みが一体となる、牛丼のクライマックスの瞬間だ。あぁー、吉牛が帰って来た!


最後のご飯の一粒まで残さずに平らげ、再会の儀、終了。恋焦がれた期待感を十分に満足させつつ、こんな味だっけ、と、記憶とのギャップにほろ苦さもちょいと感じさせられる、2年ぶりの吉牛だった。

オフィスに帰る道すがら、違和感の原因に思い当たった。この2年の間、サンディエゴで会社の食堂の牛丼を何回か食べているうちに、僕の牛丼の味の軸がずれてしまっていたのだ。社食の牛丼は、アメリカ基準で肉がたーっぷり載っている。そして、その分、味は、だいぶ甘めだ。最初これを食べたときは、なに、このがさつで大味な牛丼、と思ったものだが、いつの間にか、それに舌が慣れてしまっていたのだ。人間の味覚なんてこんなものか。

あとから同行のAに、『すげー真剣な顔で食ってましたよ。』とからかわれた。普通は、牛丼でここまで熱くならないんだろうなー。
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by gomanis | 2007-01-27 23:07 | 美食

2007年1月22日(月) カレーうどん 

a0064654_2301013.jpga0064654_2142214.jpg出張先で走るのは、ジョギングをやるようになって初めて得た楽しみだ。車上からでは見られない、知らない土地の街のディテールがわかるし、知っている街では、微妙な変化や、変化していないことを確認する喜びがある。

東京のコースは、決まっている。高輪にあるホテルを出て、第一京浜を南下。御殿山から明治通り(ソニー通り)を通って五反田駅前で右に折れ、国道一号線に。ゆるい坂道を登り、高輪台、明治学院前を通過し、魚籠坂を右に登り、再び第一京浜に出、ホテルに戻る。推定6.6km、37分ほどのコースだ。早出のサラリーマンや、僕と同じように走っている人、犬の散歩をさせている人など、さまざまな人に会う。平和を感じる一方で、ホームレスのお婆さんが、寒い中、両手に一杯の荷物を抱えて移動中の姿なども目にし、心が痛んだりもする。

ジョギングは、時差ぼけを直す特効薬でもある。朝日を浴びることで体内時計が校正されるのだそうだ。それに疲れるので、夜、よく眠れるようにもなる。

このすがすがしい気持ちとともに、大きなモチベーションとなっているのが、おいしい朝食だ。食いしん坊の僕にとって、東京は、朝から食べたいものが色々ある楽しいところなのだ。走ることによって、朝ごはんがより一層おいしく食べられるようになる。この朝行ったのは、港南口にある、立ち食いそばの店。ここのカレーうどんが美味いのだ。あるとき、偶然見つけたのだが、カレーが、ほかの店のように粉臭くなく、ちゃんと作ってある。肉もしっかり入っていて、立ち食いそばにしておくには、勿体ないような本格的なカレーうどんなのだ。寒い朝にふうふう言いながら食べるのは、ことのほかおいしい。

店内には、ご主人と思われる人が、ゴルフコンペで優勝したときの写真が飾ってある。平日、一所懸命、そばやうどんを作り、掻き揚げを揚げ、カレーを作り、週末はゴルフしているのだと想像すると、親近感を覚え、余計に応援したくなるのだ。
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by gomanis | 2007-01-27 21:46 | 美食

2007年1月22日(月)爆裂飲み会

a0064654_2110957.jpga0064654_21102447.jpg最近の東京出張のもう一つの楽しみは、爆裂メンバーとの飲み会だ。大変残念なことに、この日は会議が長引き、店に駆けつけたのはもう9時半。とほほ、だが、爆裂なのでお先に、と会議を抜け出すわけにも行かない。一応、出張だからね。Mオ君、Junちゃん・YOS夫婦、K君、Mちゃん・ニック夫妻、それにAちゃんという豪華メンバー(ニックは、この日出張で、僕が着いたときには席を立った後だった。返す返すも残念)。サンディエゴで散々一緒に遊んだ仲間の顔を見るのは、嬉しい。それに東京で会うというのは、新鮮でもある。皆の近況話に花が咲く。女性は、日本に帰ると働き始め、サンディエゴの頃のようにのんびりとはできないのだろうが、忙しい中にも、充実した様子が伺える。Mオ君、YOS、K君は、頑張ってゴルフを続けているようだ。次回は、もう少しゆっくり話したいと、心から願うのだった。
みんな、ゴールデンウィークはサンディエゴに遊びにおいで。泊まるところはあるからね!

写真は、この日食べた薬膳鍋、コラーゲン投入の図。a0064654_21104717.jpg
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by gomanis | 2007-01-27 21:12 | 一般

2007年1月21日(日) 阿部の寿司

a0064654_1647616.jpga0064654_16475711.jpg東京出張第一夜、ホテルに荷物を置いて、夜の街に繰り出す瞬間はいつもわくわくする。街の匂いが懐かしい。

義母と義姉と3人で、寿司を食べる。場所は、広尾の阿部の寿司。最近は、帰ってくるたびに寄っている。こじんまりとして、気取らない良い店だ。

まずは、生ビールで乾杯。義母は、最初から熱燗、義姉は、芋焼酎のロックである。ホヤがあるというので、もらう。ホヤが特に好きかと問われれば、必ずしもそうではないのだが、あると頼む。どこかに、故郷と一瞬つながりたいという思いがあるからかもしれない。口がきゅんとなる、独特のえぐみがある。これが良い。

a0064654_16485460.jpga0064654_16491982.jpg腹が減っているので、さっそく握りに入る。光物から。
鰊、鰯。鰊の寿司というのを食べるのは、初めてではあるまいか。美味い。焼いた鰊は、独特の香りがあるが、こうして寿司で食べると、特に感じない。むしろ蛋白だ。鰯は、いつも通りの風味。これも大変おいしい。この、最初のオーダーで、やはり日本の寿司は違うと感じる。ご飯とわさびの風味が明らかに違う。

まぐろ赤身、イカ。最近、鮪は、好んで赤身を食べる。目を閉じて味わうと、トロよりも味わい深いかもしれないという期待感がある。まして、日本のすし屋では。イカは、まぁ、それなりの味。義姉の飲んでいる焼酎をもらってみるが、時差ぼけの身体には、少々刺激が強い気がして、すぐに日本酒に換える。

赤穂鯛。これは、サンディエゴでは食べられないネタ。表面を焙って皮に焦げ目をつけたものを、塩でいただく。まずは香ばしさが口に広がり、次に弾力に富む肉を噛むうちに、鯛の甘い味が来る。旨い。

酔いが廻るにつれ、トロ、うになど強い味の寿司に移っていく。調子が出てきたので、焼酎に戻る。うには、食べ比べがしたくて頼んだが、さすがにこれは、サンディエゴの勝ち。あの薄い黄色のリッチな味わいは、ここのうににはなかった。トロは、脂、抑え目でおいしかった。

a0064654_16493830.jpg〆に、義姉の薦めで納豆と山牛蒡の細巻き、それに穴キュウをもらう。しっかり腹に収まり、大満足だ。信州味噌を使った岩海苔の味噌汁で上がる。

3人で2万円ちょい。義姉夫婦が常連なのでサービスしてくれたのだろうが、それにしても安い。しかも、この店、明け方5時までやっているという。飲んだ後、夜中にちょっと寄って、寿司を一つ、二つつまんで帰る、というのも粋な感じがする。僕の場合、酔うと寝るので、無理だが。。
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by gomanis | 2007-01-24 16:49 | 美食

2007年1月20日(土) 1月の食卓から

a0064654_6441425.jpg最近、忙しくてブログをアップする暇がないのが悩みだ。いくつも美味いものを食べ、感動しているのに、文字に残すまもなく記憶が風化していくのは、人生をエンジョイしきっていないような感じがして残念なことである。

というわけで食卓を飾ったいくつかの料理をまとめて。

1/11は、僕の誕生日祝い(ほんとは7日だが、毎年、トレードショーで出張中)。
定番化したマグロの漬けの進化バージョン。今回は、大根おろしが登場した。今までの山芋とたくあんの千切りもよかったが、大根おろしも漬けによく合っておいしかった。惜しむらくは、こっちの大根なので、ちょっと辛かった。
豚肉とれんこんのぴり辛炒め。これは、もう、お約束通りの旨さだった。豚肉の甘みとれんこんのかりかりした食感、それに醤油色のビジュアル、派手さはないが、素晴らしかった。
この日のカミサンのクリエイティブな一品は、グラタン。口に入れた瞬間の、おや、という未経験の食感。何か、もちもちしたものが入っている。しかもよく味が染みている。実は、これ、山芋だった。山芋の存在感はすごい。食感だけでなく、味も一層リッチになる感じがした。
大変、残念なことに、これらの写真が手元にない。いつかアップします。

a0064654_6443076.jpga0064654_6444079.jpg1/17(水)は、Tomoさんを招待してチーズフォンデュー。ブログによると喜んでいただいたようで、なによりだ。チーズフォンデューというのは、鍋と同じように、食卓でわいわい言いながら自分で調理するという楽しみがある。具は、ジャガイモ、ブロッコリー、にんじんととてもヘルシーなもの。蛋白質は、イカのニンニク炒めで。こちらも定番のおいしさだった。前菜のサーモンの海老包みは二回目の登場。見た目麗しく、味も複雑にして上品な味。ワインは、Santa Barbaraで買ってきたロゼ。この日の献立にちょうど合う重さの味で、大変、おいしかった。






a0064654_6445871.jpg金曜日は、カミサンと相談し、Tomoさんから借りた紅白を見ようと決めていた。仕事が押して遅い始まりとなってしまった。いつものダイニングテーブルでなく、TVの前の炬燵のほうにセッティングされた食卓は、一目見ただけで飲兵衛の頬を緩ませるのに十分なものだった。
前菜として(前菜も主菜もなくランダムに食べるんだけどね)、大葉にサラミと大根の薄切りを載せたもの。前に大根に切れ目を入れ、明太子と大葉を挟んだものを食べたことがあるが、あれに似た感じだ。箸で折りたたむようにして口に入れるのが、またよいのだな。イカとアボガドの刺身は、特製の味噌で。味噌とマヨネーズとあとは、、、なんとかって言ってたが忘れた -- カミサン、補足しといてくれ – を混ぜたものだ。わさび醤油とは、一味違う、気の利いた味がする。もう一品、冷菜は、きゅうりと納豆のサラダ。きゅうりを手でちぎり、茗荷を入れて塩もみをしたもの(多分)に変わり納豆がかけてある。変わり納豆は、豆板醤が入っているという。茗荷の風味とあいまって、タイ風サラダのような不思議な香りがする。これまた、良い、酒肴である。それから、バターコーン。大好物のひとつだ。これを小さいスプーンですくって食べると、なんとも幸せな気分になる。さて、今日の大技は、牛肉の舞茸巻き。すき焼き肉を使ったというこの料理は、甘辛い醤油味の中に肉の脂が溶け出し、思わず唸りたくなる絶品だ。我が家の定番入り、確実だろう。

ワインを飲みながら、ゆっくり食事。紅白は、長いので、ところどころ飛ばしがらも堪能した。誰かもブログに書いていたが、この人、誰?というのが多かったなー。個人的には、森進一の『おふくろさん』、徳永英明の『こわれかけのRadio』、さだまさしの『案山子』がよかった。僕の時間は80年代で止まっているようだ。女性では、今井美樹の『プライド』のほか、やはり演歌系の人が、上手いなぁ、と感心した。石川さゆり、小林幸子、みんなめちゃくちゃ上手いね。夏川りみ?も素晴らしかった。年に一度だけ聞く、歌謡曲。なかなか堪能させてもらいました。
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by gomanis | 2007-01-22 06:47 | 我が家の食卓

2007年1月13日(土) Rancho Bernardo Inn

a0064654_16272942.jpg今年3回目のラウンドだ。会社のコンペで、会場は、前回、82と好スコアをマークしたRancho Bernardo Inn。否が応でも、もっといいスコアを、と欲が出る。

だが、天が味方をしなかった。今朝のサンディエゴは今年一番の寒さとかで、なんと華氏29度(摂氏零下1.5度)。ウソだろぉー!と言いたくなる気温だ。四季を通じて暖かいのがサンディエゴじゃなかったの? 涙ちょちょ切れ、鼻水じゅるじゅるのゴルフは、懲りているので、完全防備で臨む。長袖のTシャツ、トックリのセーター、下は、長いズボンの中に、タイツまで履いた。あー、いやだ、いやだ、もこもこする。

と、まぁ、ネガティブな気分で始まったラウンド、やはり寒さで身体がまわっていなかったのか、一番でいきなり、クリークにつかまる。ここは、ノーペナでドロップできるのだが、動かせない人工物扱いなので、アドレスを取れるところから1クラブしか離れられない。そこは、まだ、クリークに向かう、極端な左足下がりのライだった。ここからのショットを、入れてはいけない右バンカーに入れ、そこからもトラブルを重ね、結局1番ホール8、というとんでもないスタートになった。立ち直って自分のゴルフができるようになったのは、5番ホールから。ここからは、悪くてボギー、よければパーのゴルフができ、前半、辛くも49で回る。

今日は、どうしても80台が出したかった。もう今年3ラウンド目だからネ。
後半は、全部パーで行こうと気合を入れなおす。10番で長いパーパットを決めると、そこから4連続パー。惜しいボギーも3つあったが、その他はパーで、後半は、39で上がれた。このリカバリーは素晴らしい。合計88、Adjustedのdiffrentialは13.7と出た。決して良くはないが、出だし4ホールの悪夢を思えば、悪くない。尻上がりに良くなる、ポジティブなラウンドだった。

いくつか、ショットのヒントも掴んだのだが、残念なことに、明日は、家の用事でラウンドできず、来週末は、東京出張が入っているのでこれまたラウンドできない。うーん、ゴルフがしたい!
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by gomanis | 2007-01-14 16:31 | ゴルフ

2006年12月 ブラジル旅行記 最終回 アマゾン!!

a0064654_16462084.jpga0064654_16384264.jpgリオから北西に飛ぶこと3時間、マナウスに着く。僕らの泊まったのは、マナウスから更にアマゾンを2時間溯ったところにあるAriauというユニークなホテル。このホテル、何が変わっているかというと、湿地帯の上に、木の柱を何十本と差し、その上に木造で作られたタワー構造になっているのだ。







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タワーは、横から見ると、数は多いが細い木の柱だけが支えであることがわかり、倒れないのかと思わず心配になる。また、大変面白いのは、タワーは単独でなく、8つもあることだ。また、タワーだけでなく、ターザンハウスという低層の客室棟もそこかしこに建てられている。これらも構造は似たようなもので、木の柱の土台に小屋が載っているイメージだ。そして、タワーとタワーの間は、これまた木で作られた回廊で複雑につながっている。更に、構造を一層面白くしているのは、回廊が二層になっていることだ。タワーは、4階建てなのだが、その1階と4階と2箇所から回廊が出ているのだ。回廊は、当然のことだが、タワー部分と同じように、湿地に長い木の柱を差し、その間に板を渡したものだ。これが二層構造になってうねうねとジャングルを縫うように続いているのだ。タワー自体は、8角形になっており、大きいタワーで1フロアに16室あった。階の中心には、大きな柱と、建物外形と相似の8角形の共通スペースがあり、その周囲に蜂の巣のように客室が配置されている。面白い。実に面白い建物だった。最近、ちっとも新作の出ない綾辻行人に見せてやりたいと思った。どうか、ここを舞台にして『アマゾン館の殺人』を書いてくれ。

a0064654_16411189.jpga0064654_1641553.jpgアマゾンと言っても僕らが行った辺りは、Negro Riverと言う支流のひとつ。もう一本のYellow Riverとマナウスで合流し、そこから先をアマゾン川と言うのだそうだ。Negro Riverは、文字通り水が黒い。金、チタン、あともう一つなんだか忘れたが、鉱物を大量に含んでいて、それでああいう色をしているのだそうだ。水温は、Yellow Riverより高いとのこと。ここでは、ジャングルウォーク、ピラニア釣り、ワニ見学ツアーなどを楽しんだ。ジャングルは、当たり前だが、本当に木が鬱蒼と茂っていて、案内がなければ3メートルも中に入ったらあっという間に迷子になりそうだった。ガイドが、色々と樹木の説明をしてくれる。果実だけでなく、ありとあらゆる薬や、水、蛋白質などが、アマゾンのジャングルから摂取可能なのだと知って驚いた。塩分だけは自給不可能だそうだが、塩辛い味のする花の蕾はある。蛋白質は、木の実に寄生する虫。小指の先ほどの小さい何かの幼虫だが、これで牛肉1kg分の蛋白質が摂れるのだそうだ。僕は、ステーキのほうがいいけど。

a0064654_16421836.jpga0064654_16423669.jpgワニは、そこら中の川にいるようだ。夜は、寝ている子ワニを捕まえて観察するツアー。なかなか捕まらすにやきもきしたが、最後には、ガイドがなんと川に浮いている子ワニめがけて直接飛びかかり、見事ゲットした。昼間、ピラニア釣りをした場所だったんだけど、噛まれない自信があったのかな。ともあれ、夜の川に飛び込んでまでワニを見せてくれたおっちゃんに感謝。

アマゾンの雄大な景色には素直に感動した。あの、昔、地図帳を開いて指でたどったアマゾン川をこの目で見られたので大満足だった。

もう一つ特筆すべきことがある。
この、アマゾンのほとりの回廊を12月30日に走って、年間走行目標の1,000KMをついに達成した。ラス2がコパカバーナの海岸沿いの道、ウィニングランが、アマゾンのほとり。夕闇迫るアマゾンで顔に当たる羽虫をよけながら1,000KM走を達成したのは、忘れがたい思い出となった。

今回の旅行をアレンジしてくれたのは、マナウスでATSTur旅行社を経営する島さん。この人とは、カミサンと親同士が同じ会社に勤めていて、母親同士が社宅で仲良くしていたという縁。カミサンが赤ん坊だったころ、嶋さんも同じ社宅にいたらしい。勿論、赤ん坊同士のこと、お互い記憶はない。島さんは、20台後半に単身ブラジルに渡り、かの地が気に入り、住み着いたという経歴。サンパウロでついてくれたガイドさんもブラジル在住30年と言っていた。企業駐在員も、1度は、会社辞めて永住しちゃおうかな、と夢想に駆られるそうである。ブラジルは、そんな、とても居心地がいい国らしいのだ。
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by gomanis | 2007-01-12 16:51

2006年12月 リオデジャネイロそしてアマゾンへ!ブラジル旅行記その3

遅ればせながらブラジル旅行の続きを駆け足で。

a0064654_16165824.jpga0064654_16171027.jpg何を隠そう、僕は、その昔、地理少年だった。父親が買ってくれた、大判の日本地図帳と世界地図帳が大のお気に入りで、毎日のように、それらを眺めて悦に入っていた。巻末に資料編があり、そこには、世界の主な都市の人口とか、湖の面積や川の長さなどが載っていた。僕は、地図を見るのも好きだったが、資料編にも大いに魅せられた。リオデジャネイロは、その時に覚えた都市だ。確か、南米ではサンパウロが1番人口が多く400万余り、2番目がリオで300万強、3番目がブエノスアイレスだったように記憶している。アマゾンは、長さもさることながら、流域面積がやたら大きかったことを憶えている。ジャングルを、太い支流が、いくつもいくつも走っているのだろうと想像して、わくわくしたものだ。

そのリオとアマゾンを訪れることができたのだ。ウン十年前の想像していた世界をこの目で見られる。興奮しないわけがない。

a0064654_16174068.jpga0064654_16175214.jpgリオは、3大美港のひとつに数えられる風光明媚な都会だ。近年では、政治では、ブラジリアに、経済ではサンパウロにその中心の地位を譲ってしまったが、依然として、放送・出版・文化などの中心であるらしい。人の気質も、サンパウロよりもずっと人なつこく、陽気であるという。カーニバルで踊り狂うのもそういう気質の一部なのかもしれない。

12月のリオは、夏の真っ盛り。空は、青く澄み渡り、空気はむせ返らんばかりに熱かった。有名なキリスト像の丘に登る。映画などでよく見る、あの、丘の上でキリストが大きく腕を広げている像である。飛行機で、背面から撮る絵柄が多いように記憶している。驚くべきことに、この丘(というには険しく、高い。山と言うべきか)に、1880年には、もう鉄道が敷かれたということだ。電化されたのもかなり早かったらしい。急な勾配を蒸気機関車が登っていった図を想像するのは、楽しい。頂上のキリストは、驚くほど柔和な顔をしていた。リオの旧市街のほうを向いて両手を広げている。街を、そして人々を守っているのだそうだ。眼下にはリオの街並み、そして青い海、絶景だ。もう一つの観光名所、Sugar Loafにも登る。a0064654_1618302.jpgここは、海に突き出したように聳える岩山。斜面は、直角に近いような絶壁だ。ここにも、なんと20世紀初頭にケーブルカーを敷設した人が居たのだ。いったい、技術も機械も今よりずっと遅れていた何十年も前に、どうやって作ったのだろう。まずは重い資材を担いであの断崖絶壁を登らなければならなかったのだろうと考えると、その情熱に脱帽せざるを得ない。それよりも、あそこにケーブルを渡そうと思ったその発想の自由さ、勇敢さに敬服を覚えた。

リオのもうひとつの名所は、海岸。コパカバーナ、イパネマ、と二つ有名な海岸が続いている。コパカバーナは、ボサノバの発祥地とも言われている。で、もっとも有名なボサノバの曲と言えば『イパネマの娘』だろう。惜しむらくは、リオは治安がとても悪いとのことで、カメラを持って海岸には行けなかった。コパカバーナと言えば、紐のような超ビキニを着た女性がこれ見よがしに闊歩しているイメージがあった。奥様方の間で話題になった、ブラジル人は皆巨乳である、という仮説の真偽のほどを、写真を撮って証明申し上げようとしたのだが、そういうわけで検証ならなかった。

夕食の後は、イパネマの海岸からほど近いところにある、バーへ。ここは、ボサノバの生演奏が聴けるライブハウスのような場所なのだ。なぎら健壱のようなおっちゃんがギター一本で奏でるボサノバには、心底痺れた。ボサノバは、甘く、どこか退廃的な気配のする旋律が特徴だが、あの気配を漂わせるには、とてつもないギターのテクニックが要るようだ。なぎら謙壱、凄腕の持ち主でした。a0064654_16191781.jpg
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次回、最終回、アマゾン編へと続く。
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by gomanis | 2007-01-12 16:24 | 一般

2007年1月1日(月) 明けましておめでとうございます。

皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年は、こんなサイトにもかかわらず、多くの方にお越しいただき、大変ありがとうございました。今年も、半分は読んでくださる方のために、もう半分は自分の記録としてブログを続けて行きたいと思います。テーマは、引き続きゴルフと美味いものに絞って行きます。

a0064654_1441231.jpg元旦の朝、大晦日にブラジルから戻るので、お節など作る暇がないと見て、市販のお節を何品か買っておいたところ、なんと浦野絵須子さんが、お節を作ったのでおすそ分けしてくれると言う。なんていい人なんだ。ありがとう、絵須子さん!例によって、垣根越しの受け渡し、これが、またいいんだな。

絵須子さんのお節は、大変センスの良い器に盛られた立派なものだ。お煮〆、黒豆、田作り、豚の角煮、昆布。どれも心がこもっていて大変おいしかった。特に田作りは、ぱりぱりと香ばしく仕上がっていて、最高だった。






a0064654_14421335.jpga0064654_14423086.jpgカミサンの手作りは、恒例の雑煮。雑煮は、出汁がとても良い。漆の椀に盛られた雑煮は、彩りも鮮やかで、新しい歳を寿ぐ平和な気分にさせてくれる。今年も一年、楽しく暮らせますように。

マニスも恒例の雑煮で参加。正月気分を味わった(ホントか?)。

形ばかりだがお猪口に一杯だけ、日本酒を飲み、朝からちょっといい気分。しかし、これで寝るわけには行かない。


今日は、今年の初ラウンドなのだ!
カミサンは、疲れているというのでパスすると言う。もったいない。

面子は、I夫婦、T夫婦、それにW夫婦と僕の7人。会場は、Twin Oaks(Asakoちゃん、予約ありがとう)。

ショットは悪くなかったのだが、やはり疲れていたのだろうか、しょっぱなから3パットするなど、なんとなくスコアがまとまらず、結局97(46,51)という情けないスコアに終わった。でも、まぁ、青空の下、きれいな空気を吸って、元気にゴルフができたのでよしとしよう。

シングル目指し、楽しみながら精進、精進だ。
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by gomanis | 2007-01-05 14:51 | 我が家の食卓

2006年12月23日(土)~12月30日(土) ブラジルの美味いものあれこれ

ブラジルは、広い国だ。物産も豊かだし、複雑な近代史があり、結果として文化も多様だ。1週間余り、駆け足でイグアス、リオ、アマゾンの3ヶ所を廻る間、その、食の本質をおおまかにでも把握しようと思ったが、残念ながらできなかった。多様過ぎて、1週間ではとてもわからない。群盲象を撫でる、とはこのことか。それでも、片鱗に触れた部分だけでも記しておきたい。

1..ポルトガル料理
a0064654_11472528.jpgAntiquarius (リオデジャネイロ)
店内は、赤を基調にした落ち着いたフォーマルな雰囲気。ウェイターは、黒服蝶ネクタイである。こっちは、飛行機を降りたばかりで、ジーンズ姿、ちょっと気が引ける。

席に着くと、水(どのレストランでもそうだが、ガス有りかガス無し指定しなければならない)と一緒にまず出されたのが、コロッケが2種とパン。このコロッケが美味かった。ひとつは、蟹クリームコロッケのようなもの、もうひとつは、ほのかに牡蠣のような、海の香りがするもの。複雑で味わい深いつまみだ。後から聞いたら、牡蠣ではなく、鱈が入っているのだそうだ。この、鱈入りコロッケは、いわゆるご馳走という時には、欠かせない定番料理だそうだ。




a0064654_1148218.jpga0064654_11484524.jpg前菜は、たっぷりのオリーブオイルでソテーした海老。小さな、丸いフライパンのような金属の皿に、熱く滾ったオリーブオイルに浸った海老が、赤ピーマンの細切りとにんにくと一緒に出される。プリプリとした海老が、濃厚なオリーブオイルの香りを纏って舌の上で踊る。絶品だ。メインは、この店を教えてくれた知人の奨めで、鱈をいただく。切り身のソテーにソースがかかっているものを想像していたら、外れた。極細く切った鱈の身にチーズ味のソースを絡めたものだ。前菜のコロッケもそうだが、鱈は、干物を使う。その分、見た目、華がなくて拍子抜けしたが、口に含むと、干した鱈の凝縮した旨みと幾分きつめの塩味に、ソースの甘みがよく合って、なかなかリッチな一品に仕上がっている。但し、この日は、カミサンの頼んだ、香菜と魚介のリゾットのほうに軍配が上がった。香菜の癖のある匂いは、リゾットも強烈な個性のある一品に変える。これに歯ごたえ十分のロブスターが入り、なんとも贅沢な味わいとなっている。

鱈といい、リゾットといい、辛いものは辛く、甘いものは甘さを残して調理し、それらを調和させる。この“非規格性”が良いと思う。アメリカの料理がまずいのは、どの味も腰を折られ、中途半端なレベルで規格化されたことだろう。唯一明確な方向性は、脂っこく、カロリーたっぷりにして、満腹感をもたらすことぐらい。これでは、美味い料理ができるはずもない。

2.シュラスコ
Barra Brasa (リオデジャネイロ)
いわゆるブラジリアンステーキ。僕は、今まで、サンディエゴの店も含め、一度も食べたことがなかったので、非常に楽しみにしていた。この店も現地に駐在する知人に教えてもらった。店内は、広々としていて、ポルトガル料理の店に比べると、かなり大衆的な雰囲気。

a0064654_1149198.jpga0064654_11493343.jpgまずは、作法に従い、サラダバーへ。サラダバーと言っても、目移りするばかりの色々なサラダだけでなく、寿司(マグロ、タイ、サーモン)、海老のソテー、生牡蠣、ゆでた芋類等、実に豊富な種類の料理が並んでいる。食いしん坊の僕としては、狂喜乱舞する光景だ。中には、これから肉をたっぷり食べようというのに、タルタルステーキのようなものまである。また、付き合いで来たけど肉は苦手です、という人のためか、魚料理も何品かある。
主目的は、肉なので、逸る食欲を抑え、行儀よく少量づついろいろなものを取る。テーブルに戻って、とりあえず生ビールを注文。突き出しのような感じで、小エビのから揚げが2種出される。これとサラダをつまみながら、まずは、ビールでぷはーっと乾杯。うめー!!

目の前には、大きな丸皿がひとつ、それにフォーク、ナイフ、それからシュラスコ特有のカード。このカードは、表が、緑色で”Yes, please”、裏が赤色で、”No, thank you”とそれぞれ葡英両語で書かれている。店内を肉とナイフを持って巡回するサーバーは、テーブルの上のこのカードを見て、肉をサーブするか、スキップして次の客に移るか決めるシステム。サラダバーを食べている間は、赤を表にして置いておいたので、お兄ちゃんが肉を持って近づいてくるが、赤札を見ると、ちょっとがっかりした顔をして、去っていく。

a0064654_11495676.jpga0064654_1150116.jpgしばらくして、前菜もほぼ食べ終わったので、札を返すと、次から次へと肉が盛られだした。この食事のために、現地のガイドに虎の巻を借りた。肉の部位のポルトガル語の名称が、絵つきで解説してあるシートだ。最初に来たのはPicanha(ピカンニャ)という尻の上の方の肉。雑誌等でブラジリアンステーキレストランの広告の写真を見るたびに、なぜあのように肉が団子状になっているのだろうと不思議だったが、間近で見て真相がわかった。あれは、塊の肉を厚い輪切り状にしたものを3片、直列に“長手方向”に鉄串に刺し、それを両面炙ったものだったのだ。テーブルでは、肉汁でテーブルを汚さないよう、金属製の受け皿を下に置き、串を突き立てるように固定させておいて、客の要望に応じ、肉をこそげ取り、客の皿に盛って行く。肉の焼き具合は、ミディアムとウェルダンの間ぐらいか。味は、粗塩が振ってあるだけのような素朴なもの。それだけに肉の味がそのまま楽しめる。

File Mignon、Costelaと次から次へと平らげていった。違う種類の肉を持ったお兄ちゃんがすごい頻度で来るので、こちらも、食べている間は、札を赤にし、防戦しておかないと、皿があっという間に一杯になってしまう。中には、赤札でも構わずに盛って行こうとするお兄ちゃんもいるので、そのときは、口と手振りで、要らない、要らないと強く意思表示をしなければならない。現地の作法は、僕らのように、頻繁にカードを表裏と返さないものなのかもしれない。

サンディエゴを出る前に、中南米に詳しいKさんに教わったCupim(クピン)もしっかり食べた。これは、背中にあるコブの部分の肉だそうな。ここだけは、団子3兄弟でなく、太い塊が一個串に刺さっており、それを鉛筆を削るように、外側から少しづつ削ぎ取り、サーブしてくれる。こってりして、美味い。

牛肉だけでなく、仔羊、鶏肉、豚肉のショートリブ、それにソーセージなども供される。ラムチョップは、こうして他の肉と一緒に食べるとさすがに羊臭くて楽しめなかった。豚肉、ソーセージは、目先が変わってそれなりに美味かった。

シュラスコは、サービス精神旺盛なお兄ちゃんとの激しい攻防戦だ。色々な肉が少量づつ、しかし腹12分目まで食べられるので、肉が食いてぇー!という日には持って来いだ。それに、ポルトガル料理や、シーフード(後述)に比べ、かなり経済的なチョイスでもあるようだ。サンディエゴの店も、是非試してみよう。

3.シーフード
Satyricom (リオデジャネイロ)
a0064654_11511973.jpga0064654_11514624.jpgシュラスコから一転して、コンテンポラリーな装飾でハイソな雰囲気の店。店を入ったところには、氷に盛られた鯛や平目、その他各種の魚、大小さまざまな海老などが並ぶ。水槽には、生きたロブスター、蟹、ウニなど。この演出が、この店の売りだろう。お奨めは、と訊くと、魚介のカルパッチョ5点盛だと言う。サンプルも置いてある。うーん、ちょっとはずしたかな、と不安がよぎる。他には、ロブスターのsashimiもあると。うーん、いよいよもってはずしたかな。ロブスターは火を通したほうが絶対に美味いのに。ちょっといたずらしたくなって、ウニはどうやって出すのと訊いたら、握りもできるし、刺身でも出せます、というので、カミサンと一個づつ、前菜でもらってみた。小ぶりのウニを開いて、殻ごと小さなスプーンをつけて出してきた。ライム付。ウニは、加工済みウニ味噌のような、褐色に近い黄色、痩せて、貧弱なものだった。なんだ、ウニの味もわからないで出してるのかといよいよがっかり。ま、頼んだほうが悪いか。a0064654_11521171.jpg


他方、蛸のサラダ、平目のカルパッチョは、美味かった。やはり、彼らの得意なオリーブオイル、クリーム系の味付けをする料理を食べるほうが、無難なようだ。メインは、僕はRed Snapperのトマトソース、カミサンは、海老のソテーローズクリーム。鯛は、身がしまっておらず、トマトソースも今一切れがなかった。しかし、海老は、ソースに海老味噌がふんだんに入っているらしく、濃厚で陶然とさせる逸品だった。

客層を見ると、どうも外国人がほとんどだし、上述のように、料理にアイデンティティがない。リオでシーフードといった時にイメージしていたのは、香港、シンガポール、シドニー、サンフランシスコで行ったような、粋で、活気一杯の、現地の人も群れ集うレストランだったのだが、選択を誤ったようだ。残念。





4.ビュッフェ。
朝も、昼も、夜も、ビュッフェがある。ビュッフェの好きな国と見た。ビュッフェは、インターナショナルでありながら、必ずその国の固有の文化が出るという意味で面白い。しかも、食文化のレベルまである程度わかってしまう。

ブラジルは、そういう意味で、レベルが高かった。イグアスでは、クリスマスに当たって街中のレストランが閉まってしまっていたので、ホテルのビュッフェを食べざるを得なかったし、アマゾンは毎食、大食堂でビュッフェだった。これは、あのインフラではビュッフェしか出せないということもあるだろう。どちらも、言ってみれば、遅れた土地柄で、こういう場所では、往々にして、料理は、原始的で、単調で、炭水化物中心でまずい、という先入観念があった。これは、言っては悪いが、インドネシア、マレー料理、それからアメリカで食べるメキシコ料理からの経験則だ。

ところが、イグアスのホテルの料理は、洋食中心ということもあったが、それにしてもセンスのよさを感じさせるものだった。白身魚のチーズソース掛けや牛肉のステーキなど、とてもおいしかった。また、ゴルフボールを一回り大きくしたような、チーズを練り込んだパンもおいしかった。

a0064654_11535723.jpgアマゾンのホテルは、機会があれば詳述したいが、ジャングルの中に建てられたそれはそれはユニークなホテルだった。ここでは、毎食70~80人の観光客が一斉にテーブルを囲むのだが、野菜サラダ4品、穀物4品(白米、ピラフ、パスタ、パン各種)、それにメイン3品(チキン、ビーフ、魚)が並ぶのが常だった。サラダは、アメリカンな甘いドレッシングのほか、玉葱・パセリ・トマトなどをみじん切りにしたものが入っている酸っぱいソースもあり、これを掛けると、一遍にタイ風サラダに早変わりするのだった。チキン、ビーフ、魚は、2泊3日したうち、同じものが繰り返し出ることはなく、少しづつ調理法や味付けが変えてあった。から揚げがあったかと思うと煮込んだものもあり、飽きさせなかった。味付けは、万人受けするインターナショナルなものでありながら、きちんとローカル色を出している。特に鶏と魚は、ソースと、上に掛けてある野菜に特徴があり、少し酸味があったり、ハムを挟んで焼いてあったりで、他では食べたことのない料理ばかりだった。しかもこれらのすべてが、そこそこ美味いのだ。これは、実は、大変素晴らしいことだ。いろいろな国から来る観光客が、皆、食べられる最大公約数の味を出しながら、レベルを下げないのは、とても難しいことだ。それをこともなげにこなしているところがすごい。
デザートは、勿論、バナナ・リンゴ・みかん・パパイヤ・西瓜・メロンなどの豊富な果物が日替わりで3-4種出るほか、プリン、チョコレートケーキ、ココナッツミルクを使ったローカル菓子などもある。

5.酒
a0064654_11542656.jpga0064654_11544542.jpgいやー、やっぱり毎日飲みまくる黄金の日々だった。ビールは薄い色のライトタイプで美味かったし、ワインもたくさん飲んだ。アルゼンチンワインも飲んだが、ブラジル産のCabernet Sauvignonも美味かった。Reserva Mioloというブランド。ホテルのレストランで1本$20ほどと手ごろな価格だ。

ブラジル特産の酒で特筆すべきは、Cachaca(カシャーサ)という、サトウキビから造られた蒸留酒。ほんのわずか黄色みがかっているが、ほとんど無色透明。香りは口に含むまでほとんど感じない。これをカクテルでいただく。ライムを気前良く一個分輪切りにし、そこに大匙2杯分ほどの砂糖をぶち込む。それをすりこぎのような棒で潰しながらかき混ぜ、そこに氷をこれでもかというぐらい入れる。それからCachacaを注ぎ、ふたをしてシェークして出来上がり。砂糖がたくさん入っているので甘いが、ライムの酸っぱさ、Cashacaの強い風味で、これでちょうど良い味になる。口当たりはいいが、強い酒なので飲みすぎに注意である。僕は、それでも甘すぎるので、ライムを添えたロックでがんがん飲んだ。ホテルの目の前の露天のバーで、コパカバーナの潮騒を聞きながら飲むCachacaロックは最高だった。カミサンは、サングリアをこれまたカッポラカッポラ、いペースで。ライムの緑色が、汗をかいたグラスの中でゆらゆら揺れている。飲むほどに、脳みそが溶け出していく。旅の疲れも癒える一瞬だ。
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by gomanis | 2007-01-01 12:03 | 美食