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2009年4月29日 おかんデビューと豚インフルエンザ

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先週木曜日夜に、サンディエゴでついに念願のおかんデビューを果たし、その感想を書こうと思っていたら、それどころではなくなってしまった。金曜日にメキシコに帰ってきたら、インフルエンザで騒然としている。土曜日、日曜日といよいよ騒ぎが大きくなり、会社を臨時に閉めざるを得ないは、日本人赴任者の家族を帰さなくてはならないは、激動の一週間である。一刻も早く、問題が収束するのを祈るばかりだ。明日は、カミサンも日本に脱出する。街は、政府令でレストランがすべて一週間の強制休業。困った、困った。

上は、おかんから。とりあえず写真のみ。鮎の塩焼きと鴨南蛮そば。美味かったー。
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by gomanis | 2009-04-30 07:48 | 美食

2009年4月5日(日)~4月12日(日)ガラパゴス旅行 最終回 今後行く人のための旅の情報

主観を交え、オフィシャルサイトなどに載っていない情報を中心に。


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今回僕らが乗ったのは、Santa Cruz号。ガラパゴスは、ナチュラリストという、資格を持った人と一緒でないと入島できないらしいので、この種のクルーズツアーを利用するしかないらしい。ないらしい、というのは、例えば最大の街のあるサンタクルス島などには、バックパッカー向けの安宿含め、個人旅行客が泊まれるようなホテルもたくさんあり、あの辺へ滞在するのには、別にナチュラリストと一緒でなくてもいいだろうと思われたからだ。興味のある人は、自分で調べてみてください。

Santa Cruz号は、90人乗りで、2番目に大きな船(最大の船は110人乗り)。クルーズと聞いて船酔いのことが心配な人は多いだろうが、結論から言うと、心配していたほどは揺れなかったし、一度も船酔いにならなかった。個人差があるので、一概に言えないだろうが、同じ船で酔って大変だったという話はついぞ聞かなかったので、皆、大丈夫だったのだろうと思う。でも、停泊する海域とか、天候次第で夜中に揺れた日もあったので、酔い止めの薬は必帯。また、心配な人は、やはり大きな船がお奨め。

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船室は、予想よりも広かった。日本風に言うと6畳一間ぐらいか。そこにベッドが2つ、セーフティボックス付きのクローゼット、ソファなどが置いてある。僕らは、頼んだわけでもないのにスウィートだったので、サンデッキもあった。洗面所は、さすがにシャワーのみ。湯量は、心もとないものだったが、とにかく熱いお湯は出る。シャワールームは、僕らの泊まった部屋は多分幅50センチ長さ1メートルぐらい。部屋によっては50センチ四方だったようだ。洗面+トイレスペースもとても狭いので、「トイレその後に」みたいなものは、夫婦で行くにしても必帯です。


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船内の設備は、食堂、バー、小さな売店が主だったところ。小さな図書室もあり、ガラパゴス関係の本が置いてある。日本語の動物図鑑などもあり、重宝。デッキにはジャグジーとジムにおいてあるような自転車(動かないもの)もあったが、これらはかなりシャビーだった。インターネットは、Availableだが、15分で$5ドル、とふざけた値段。僕は、会社も休みだったので、一度も利用せず。木曜日にマスターズが始まったので、その結果だけはどうしても知りたかったが、誘惑をこらえた。

a0064654_8481448.jpg食事は、朝昼晩と付く。朝、昼はビュッフェで夜はアラカルトという触れ込みだが、実際には夜も2種類のメインディッシュから一種選び、給仕してもらうだけの違い。内容は、いわゆるホテルのビュッフェと似たようなもの。特にこれが美味い、というものはなかった。残念。岩場にいる赤い蟹を揚げればよいビールのつまみになるのに、と思ったのは僕だけ?
酒は、ふんだんにある。これは〇。バーでビールを頼んでもよし、食卓でワインやウィスキーを頼んでもよい。全部部屋につけて最終日に精算という仕組み。ちなみに食卓は、4人掛けの四角いテーブルと6人掛けの丸テーブルの2種類。僕らは、2人で行ったので、常に誰かと相席だった。これが苦痛な人は4人で行けば良いだろう。ちなみに子供はKids dinnerというのがあって、子供だけで大人より1時間ぐらい先に食事をしていたようだ。

夜ご飯が、7時半とか8時。晩御飯が終わってしまえばテレビもインターネットもないので、やることはない。昼の活動は結構身体を使うので、ワイン2杯も飲むと急速に眠くなる。毎晩、9時半にはバタンキューだった。朝7時までぐっすり。毎日10時間ぐらい寝ていたような気がする。

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さて、肝心の活動だが、チェックイン直後に、言語別に10人ぐらいのグループに分けられる(今回は英西独3ヶ国語)。このグループが毎日の活動単位になる。基本的にお出かけは日に2回。赤い救命胴衣を着て(これの脱着が結構面倒くさい)、小型ボートで毎日、午前、午後と違う島を訪れる。訪れる場所によってWet LandingとDry Landingがあり、それによってサンダルで行ったり、トレッキングシューズを穿いたりしていた。観る動物も島によって異なり(既述のようにアシカと海イグアナはどこにでもいる)、最初の日は、何これ?というぐらい大したものが見られずがっかりしたが、2日目、3日目とだんだん興奮度、満足度が上がっていくよう上手くプログラムされている。

カメラは、せっかくだから一眼レフを持って行く方がよい。動物は、皆、人間を怖がらないが、それでも望遠レンズはとても役に立つ。それと動きの速い動物の良い瞬間を捉えるには、一眼レフのスピードが必要。

クルーズは、基本的に見学型だが、途中で2回ぐらいスノーケリングの日があった。運次第では、海亀やペンギンが泳いでいる様が見られるらしい。僕らは、アシカを見たのみ。それでも魚の群れは美しく、また、スノーケリング自体楽しかった。

4泊5日、2,000ドルから。一生に一度の経験としては悪くない。僕のようにとりたてて動物好きでもない人間でもこれだけ楽しめたのだから。
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by gomanis | 2009-04-25 08:13

2009年4月5日(日)~4月12日(日)ガラパゴス旅行 4. その他の動物

そのほかの動物群。

磯にいる蟹。小ぶりだ。大人の手の甲ほどの大きさ。アシカの子供がおやつ代わりに食べていた。鮮やかな朱色で素揚げにしたら美味そうだと思った。

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トカゲ。乾燥した内陸部で多く見かけられた。
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ガラパゴスノギス。英語ではHawkと言っていたので鷹の一種だろう。数少ない猛禽類。
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別の種類のかもめ
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ウミガメ。これ一回しか見えなかった。船の上から発見。できれば泳いでいるところを海中で見たかった。
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鳥。名前不詳。鳥は、詳しく観察すればもっとたくさんの種類が認識できたのだろうが、僕の知識では無理。
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by gomanis | 2009-04-17 07:00 | 一般

2009年4月5日(日)~4月12日(日)ガラパゴス旅行 3. ゾウガメの悲哀

a0064654_7554788.jpgガラパゴスの動物の中で、ゾウガメだけは、別の視点で見ざるを得なかった。それは多分に容貌と生態によるものだろう。姿形は、お世辞にも美しいとは言えない。鳥のようにカラフルな装いがあるでもなく、アシカのように滑らかな毛皮を持っているわけでもない。単色の、角質化した皮膚が全身を鎧のように覆っているだけだ。特に顔がよくない。鼻梁のない鼻は切り取られたようで不気味だし、真一文字に結んだ口は、強欲爺のように憎憎しい。おまけに、亀だけに動作は緩慢で、愛嬌のかけらもない。目の前でグァバを食うところを何度か見たが、口の周りに黄色い果肉がこびりつき、汚いったらありゃしない。

ゾウガメの悲劇は、この醜怪な姿(少なくても僕の主観では)で100年以上生きることだ。固体によっては200年生きるのもいるという。この姿を見ていたら、生きるとはどういうことなのだろうと考え込んでしまった。ゾウガメの卵や、幼体にはいろいろな天敵がいる。しかし、大きく成長し、皮膚も鎧のように角質化してしまうと天敵がいなくなる。人間以外は、自然界のどんな生き物もその固い甲羅や皮膚を食いちぎることが出来ないからだ。病気にならない限り、天寿を全うするまで生き続けるしかないのだ。こうしてゾウガメの孤独で長い人生が始まる。来る日も来る日もグァバやサボテンを食べ、寝て排泄して時を過ごしていく。

a0064654_7561795.jpgこんなことを考えたのは、たまたま、今回の旅行で読んでいたのが、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』だったからだ。

この、維新直後の日本を描いた小説には、志のために喜んで命を捧げた人間がたくさん登場する。西郷隆盛は、死に場所を探している。人間は、何事かを達成するためにこの世に生まれてくる、というポジティブな生き方を教えてくれる。人間にとって、生きるとは、精神生活を指しているのだ。

僕の思考は更に進んだ。しかし、一方で、不況で職を失い、食い詰め、自殺する人がいる。病に罹り、生命を脅かされる人もいる。何かを達成するために生きることは幸福なことだろうが、物理的に生き続けること自体、困難を伴うのが人間の生なのだ。そして人間の場合、困難を伴うからこそ、ただ生き続けることにも意義があるし、時には、例えば勇敢に闘病する人は、それ自体が偉大だったりもする。

ゾウガメは、物理的に生き続けることに何の障害もないように見えた。精神生活がない上に、奮闘する対象となる困難も無いのだ。彼らは幸福なのだろうか。

この島から母船に帰る途中、係留中の無人の船に”不法侵入”し、昼寝をしているアシカがいた。碧の大海原をすいすい泳ぎまわり、群れを成し、新鮮な魚を腹いっぱい食べ、腹がくちくなったら昼寝する。一緒にいたアメリカ人が言った。"I woudn't mind being a sea lion." 賛同を意味する笑いがどっと起こった。でもゾウガメになりたいと言った人は、誰一人いなかった。
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by gomanis | 2009-04-16 07:56

2009年4月5日(日)~4月12日(日)ガラパゴス旅行 2.動物編2

アカカモメ。これは岩場でよくみかけた。目がくっきり赤く、清潔な印象。綺麗な鳥だ。
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ダーウィンフィンチ。ダーウィンの進化論に大きな影響を与えたという小鳥。この写真がこの鳥であるかどうかは自信がない。すずめのような地味な鳥だ。
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リクイグアナ。海イグアナに比べるとかなりレアだ。よく見ないと見つけられないし、常に単独行動をする。黄色に橙色の大きな身体。これも恐竜を思わせる風貌だ。食べ物は果物のようだ。
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ガラパゴスアオアシカツオドリ。これが、今回、僕の一番のお気に入り。ノースセイモア島で大量に見た。まず、白い身体に水色の脚のコントラストが可愛い。また、動作が群を抜いてユーモラスだ。オスは、気に入ったメスを見つけると、その前に立ち、青い脚を、右脚、左脚と四股でも踏むように交互に上げる。次に羽を広げ、なにごとか唄うように鳴くのだ。これを何度か繰り返すようだ。メスが気に入らなければそれで終わりだが、メスも気に入り、相思相愛となると互いに見合い、一緒に踊る(よく覚えていないが、相思相愛を確認する動作が何かあったような気がする)。そしてついに合体だ。オスがメスの背中に乗り、なにごとかをなして完了だ。しかしこのなにごとかの時間、瞬時である。あれだけ派手に踊ったのにこれで終わりですか、というぐらいあっけない。青脚カツオドリ、もう1つ気に入ったのは、産卵後。オス、メス交代で孵化するまでずーっと卵を身体の下で温め続けるのだ。暖かな愛情を感じ、なにやらほっとする思いがした。
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ゾウガメ。でかい、そして悲しい。これについては後日詳細に。
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by gomanis | 2009-04-13 09:42 | 一般

2009年4月5日(日)~4月12日(日)ガラパゴス旅行 1.動物編1

Semana Santaの休暇を利用してガラパゴスへ行って来た。動物を眺めてわーいわーいという旅行かと思ったら、動物を観察するということは、いろいろと想念を喚起するもので、それらも交えて3回ぐらいに分けて書こう。今日は、素直に写真を中心に動物編。

アシカ。そこら中にいる。入島の玄関口となったバルトラ空港の波止場からすでにいる。日陰を求めて3,4頭、横になっている。島へ行けば、砂浜、岩場を問わず目にすることができるし、サンクリストバル島のタウンなど、まるで野良猫のようにそこら中に寝そべっている。バス停のベンチ、道路わきの岩場、係留中の船の上など、所構わずいるという印象。そういうわけで、希少価値はないのだが、ガラパゴスの動物の中では明らかに賢そうで、動作も変化に富み、愛くるしい。子供のアシカが母親の乳に吸い付く様など、本当に微笑ましい。陸ではだらんとして精彩を欠くが、一旦海に入れば、まるで別の生き物のようにきびきびと泳ぐ。

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ウミイグアナ。これもアシカほどではないが、そこら中にいる。恐竜のような顔は、まさに想像していたガラパゴスの動物だ。体躯は案外小さく、大きいもので70センチ、小さいものだと30センチぐらいからいるようだ。全身黒く、なんというのか頭陀袋のような生地で全身覆われている。ところどころ傷ついて剥げていたりして、その下にも同様の”生地”の皮膚が見えており、思わずぴりぴり引っ張ってみたくなる。動きは鈍い。群れを成していることが多く、バルトロメ島の溶岩でできた岩場など、100匹ぐらいまとめていたのではないか。無骨で不気味な顔だが、カップルと思われる番(つがい)もいて、彼らなりに社会があるのだと思った。世界中で唯一水に潜るイグアナだという。是非、海中で泳いでいるところを見たかったものだ。
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ペリカン。岩場でよく見かけた。ゆったりと飛翔し、海に急降下、魚を捕食するのだが、ガイドの話によると失敗することも多いのだという。風貌通り、不器用なのかな。
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ガラパゴスアメリカグンカンドリ。大きな赤い風船が特徴の海鳥。黒い斑のある大きな赤い風船は、オスがメスを誘うために咽喉を膨らませているのだという。メスは、無色で地味だ。メスの買い手市場だそうで、気に入った風船を選ぶ。オスは、一羽のメスを得るために熾烈な競争を繰り広げる。
この鳥、海鳥とはいうものの、身体が十分な脂を分泌できず、海には入れないという変った宿命を持つ。翼が水に濡れると飛び上がれなくなってて死んでしまうのだそうだ。それでいて餌は魚のみという、悲しい鳥だ。どうやって捕食するかというと、前述のペリカンのような鳥が勢いよくダイブして失敗したときに空中に舞い上がる魚を盗って食べるのだそうだ。生きるということは、大変だ。
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ガラパゴスペンギン。これは希少。バルトロメ島の岩場で2羽見たのみ。動きはとてもすばやい。背中が黒く、お腹は白いのだが、海のボートにいる我々からは見つけにくい。外敵から身を守るために、常に背中を外に向けて目立たないようにしているためだ。これも、海中を自由に高速で泳ぐ姿をみたかったものだ。
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by gomanis | 2009-04-13 03:41 | 一般