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笑膳の牛乳肉

Redhawkのラウンドの後、Mira Mesaまで下りて笑膳へ行った。ここにした理由のひとつは、A家もウチも比較的北のほうに位置しており、Convoyまで行くのが億劫だったからだ。最近赴任してきたKさんの奥さん、Mさんも参加。

ゴルフの後の食事は割りとパターンが決まっていて、新記録達成とか、何かのコンペで優勝したりすると、SurfSideでお祝い(記録達成者/優勝者の半分奢り)、そうでなければ、普通のラウンドのあとは、焼肉になる可能性がとても高い。これは、分析するに、ひとつはビールをぐびぐびやりたいこと、もうひとつは、身体が疲れていてたんぱく質の補給を欲していることが原因だろう。

僕の周りでは焼肉というとBoochoかBugaが人気No.1の地位を2分している。笑膳は、日本人が経営していたころからサポーターはとても少なく、ウチが行こう、と人を誘っても、渋い反応しか返ってこないのが常だった。

韓国式の焼肉屋に変わって、まったく様相が一変した。とたんに流行りだしたのだ。韓国人の客が俄然増えたのが主な理由。しかし、ここに至っても、日本人の間では、まだ、笑膳へ行くのはマイナーなことだった。

だから、Junちゃんのブログで、A家がここをひいきにしているのを知ったときは、妙に親近感を覚えたものだった。

A家、ただものではない。韓国焼肉屋へ行って、“カルビさえ頼まなきゃいいんですよ、ここは”と言う。お薦めは、○△X☆■だという。聞き取れないし覚えられない。要は、牛の乳だという。そこの薄切りであるらしい。これを頼みたい方のために書いておくと、メニューの#6である。それで通じる。

笑膳の牛乳肉_a0064654_15591994.jpg笑膳の牛乳肉_a0064654_15593676.jpgこのほかに、オーソドックスな牛タンと今日は豚ロースを頼む。ちなみに、牛ヒレというのもある。これは、まったくもってステーキであって、塩・胡椒で食べると、そんじょそこいらのステーキハウスより、よっぽど旨くて遥かに安い。お試しあれ。

#6の○△X☆■は、薄いピロピロ肉だ。ベトナムフォー屋でいう、Beef flankというやつにそっくり。脂身が30-40%ぐらいを占めるのだが、薄いので、食べられる。脂身の旨さを味わうのにうってつけの食材かもしれない。この店の欠点は、つけタレか。牛タン用の胡麻油に塩が入っているタレはいいとして、そのほかにタレがないのだ。○△X☆■用にポン酢のようなものに辛子が入っているのを持ってきてくれたが、今イチ。やはり、正統派の醤油味ににんにくとか生姜とかリンゴのすりおろしとか入っている、あの、“焼肉のタレ”が欲しくなる。

焼肉と同時進行でチヂミ。最後の仕上げに、ユッケジャンスープを頼む。
ゴルフ&焼肉という、黄金の日曜日でした。一人$34。

Shouzen 笑禅 9906 Mira Mesa Blvd., #A San Diego ℡(858)586-0099
by gomanis | 2005-11-19 16:03 | 美食


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