日曜日は、カミサン、義母とDouble Treeへ。最近のサンディエゴは、めっきり暑くなった。しかもこの日は、途中、雷も聞こえ、ぱらぱら大粒の雨も降るなど、湿気の高い天気だった。Double Treeはどうせドライビングレンジはないので、パッティングのみを練習してラウンド。結果は86(42,44)と上出来だった。Differential12.8で6ラウンドぶりに“採用”。嬉しい。アプローチとパッティングが良かった。
義母も元気に18ホールまわり、夜はコンサートに行ったぐらいだからまだまだ若い。スウィングも去年よりフォロースルーが大きくなって改善している。 さて、これで今年前半のゴルフが終わったわけである。技術、数字両面から振り返り、後半の目標を立てたい。この先、自分のための記述なので、例によって、ご興味のない方は読まなくて結構です。 まず技術面と道具だが、ドライバーが進歩した。腰の入れ方を覚え、飛距離が増した。また、この数週間は、これに加え、力を入れるよりスムーズに振りぬくことを心がけるようにすることによって球のつかまりがよくなった。14ホール、コンスタントに同じスイングができるかどうかが課題である。 アプローチは、FourteenのLW(60度)に加え、AW(53度)を購入し、寄せワンの確率が高まったようだ。今、14本のクラブの中で一番好きなのはこの2本だろう。 バンカーショットは、上記LWを誤って導入して回り道してしまった。スコアは崩す、LWは傷つくで、ろくなことはなかった。誤りに気づき、ClevelandのSW(56度)を復活させてバンカーが怖くなくなった。 アイアンは、よかったり悪かったり。もう一皮剥けてもいい感じだ。130Yまで来て、乗らないことがしょっちゅうある。この距離を乗せないと、パーオン率は上がらない。 パットは、青木功の教え通り、とにかく転がりのいい球を打つことに集中してきて、それなりにこつはつかんだと思う。しかし、依然、悩みは深い。アドレスひとつとってもスクエアに立つか、開いて立つか、まだはっきり決められないでいる。立って気持ちがいいのは身体を開くほうだが、では一歩半の距離を確実に沈めるには、どちらが確率が高いかというと、これはスクエアスタンスに軍配が上がるようだ。目の位置、腕の形、考えることは山ほどある。 数字編 グロスの平均は、91.4だった。年間目標が87なのであと4打強縮めたい。中身を見ると、100Y圏外のショットは36.6。つまり、ティーショット、2打目まではほぼ“パープレー”しているということだ。しかし、これは、単に平均2打で100Y圏内にボールを送り込んでいるということだけのことであって、送ったあと、どれだけグリーンに乗ったか、近づいたかのほうが、スコアに直接関わってくるという意味では、より大事だ。 これには、2打目のポジション、ライが大いに関係してくるので、フェアウェーキープ率が大事な指標になってくる。これが56.7%とあまりよくない。もっとも、一桁のDifferentialを出した2ラウンドのフェアウェーキープ率は、56%に61%と、必ずしもよくはなかったので、この指標が明確にスコアと相関関係にあるとは言えない。しかし、フェアウェーをはずしたら、100Y圏内には送り込めるが、グリーンは狙えないことが多いのは事実なので、これを70%まで高めるたい。ハーフで6つ強である(僕は、ショートホールもカウントしている)。容易ではない。 パーオン率は18.5%、1ラウンドあたり3.3ホールしかパーオンしていない勘定だ。やはりショートアイアンが鍵だと思う。しかし、統計的に分析すると、パーオンとスコアの間の相関関係は、緩やかなものだ。従って、これを上げるのは一番のプライオリティーではない。 スコアとの相関関係がもっとも顕著なのはアプローチの成功率とパット数である。アプローチが成功しなければもう一打トライしなくてはならないわけだし、パットも入らなければもう一度パットしなければならないので、これら2つの出来不出来がスコアを左右するのは、考えてみれば自明のことなのだ。ティーショットも2打目も理論的にはペナルティを食らっていない限り、スコアを傷つけないリカバリーがあり得る。だが、ことアプローチとパットだけは、リカバリーの効かないショットなのだ。スコアを縮めたければこの2つを練習すべきなのは、まさにこの理由による。 アプローチ成功率(100Y以内からグリーンに乗せた成功率)は78.7%であった。アプローチそのものの平均数が19.2なので、ラウンドあたり4回は失敗しているということだ。年間目標の88.9%は、ここでのミスを2打減らすことを意味する。アプローチで失敗するパターンは、記録していないので正確にはわからないが、感覚的にはバンカーショットと、短いアプローチを更にショートすることが大半だと思う。僕の場合、引っ掛け、シャンク、オーバーグリーンは、あまりないからだ。あとは、極端に悪いライからのアプローチぐらいか。そうすると距離感とバンカーショットの練習が必要ということになる。 平均パット数は34.2。前述の通り、まだ悩んでいる。何があっても32を越えないことが理想だ。1メートルを確実に沈めることと、3パットの途絶が鍵。しかし、こればっかりは頭でわかっていても難しい。 ちなみにアプローチ成功率とパット数の間に相関関係はないことがわかった。これは、新発見。アプローチがいいとパット数は増えるものだと思っていた。というのは、アプローチの成功率が高いということは、80Yとか90Yとか遠くからのアプローチが乗ることであるから、ピンまでの距離は、理論的に、短い距離、たとえばグリーンエッジからのアプローチに比べて長いはずである。パット数は増えるはずだ。一方、アプローチの成功率が低いときにはグリーンをはずして、エッジや、極端な場合カラーから次のアプローチをしているので、チップインや1パット圏内に乗せる可能性が高いと思ったのだ。ところが、数字で相関関係を見ると、まったくそうは見えない。考察するに、これは、メンタルな要素が働いているのだろう。パターほどメンタルな影響を受けるショットはない。アプローチがいいときには、気分よくグリーンに上り、2パットや1パットでホールインしているのだ。逆にアプローチを失敗したホールはダボオン(あるいはトリオン)なので、気分も暗く、動揺もしていてうまくパッティングできないのだろう。1パットで済むはずのところに2打費やしているのだ。 7月1日付のH/C Indexは11.4と出た。先月から、わずかながら(0.1ポイント)の向上だが、怒涛の5月に比べてちょっと足踏みという感じだ。後半戦の皮切りは明日の爆裂コンペ、会場は隅々まで知り尽くしたEncinitasである。気持ちよいスタートを切りたい。シングル入りが大きな目標であることは変わらない。
by gomanis
| 2006-07-01 15:39
| ゴルフ
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