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2007年12月15日(土) l’Alsace ~メキシコシティーのレストランその3

僕の外食記録には、評価欄がある。店を5段階評価したものだ。何点をつけるか迷わないように、わかりやすい基準も決めてある。
5:絶品、できれば常連になりたい。
4:大満足。近いうちにまた食べたい。
3:まあまあ。将来もう一度食べてもいい。
2:まあまあだが、もう一度食べるほどではない。
1:後悔している。二度と行かない。

ちなみに今年5の評価がついた店は、たとえばこのブログにも再三登場している広尾の『阿部の寿司』サンディエゴの焼肉屋『鶴橋』。前々回書いた『Bakea』も5がついた。5がつくのは、本当にまれで、4の店に出会えればラッキーという感じでいる。このメキシコシティーのレストランシリーズ(?)、基本的には、まず横メシ系で点数の高い店から順番に書いている。

2007年12月15日(土)  l’Alsace ~メキシコシティーのレストランその3_a0064654_7273462.jpg前置きが長くなった。今日はMasarykにあるフランス料理の店、l’Alsace。ここに行ったのは、11月下旬だった。通りに面したビルの3階ぐらい、はす向かいにBVLGARIの店が見下ろせたと記憶している。店内は、やはりフランスっぽく赤を基調にしたインテリア。

特筆すべき一品は、魚介のスープ。メニューにはSopa Pescado al Estilo Mediterraneoとある。地中海風ということだろう。このスープ、非常に濃厚である。どろっとしている。具が見つからないのは、形がなくなるまで一緒に煮込んであるからなのだろう。褐色のスープは、海のエキスを極限まで凝縮したような味。ロブスタービスクにもっと幅を持たせて複雑にしたような味とでも表現すればよいのだろうか。メキシコの料理の水準はやはり高いとつくづく再認識するこの頃だが、特にスープにそれが現れているように思われる。この魚介スープはその代表格だ。






2007年12月15日(土)  l’Alsace ~メキシコシティーのレストランその3_a0064654_7281613.jpg2007年12月15日(土)  l’Alsace ~メキシコシティーのレストランその3_a0064654_7283718.jpgメインは、軽く食べたかったので、タルタルステーキを頼む。確かに旨かったが、大皿のタルタルステーキは、単調で、飽きてしまう。残念。カミサンは、好物のリゾットを選んだ。これは、香ばしくソテーされたホタテも載っておいしかった。

メインディッシュをほかのものにすれば、あるいは最高評価5がついたかも知れない。次回は、別のものを頼もう。文句なしに4、大満足だ。
by gomanis | 2007-12-16 07:34 | 美食


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