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2008年7月15日(火)アルゼンチンステーキ

2008年7月15日(火)アルゼンチンステーキ_a0064654_4383487.jpg2008年7月15日(火)アルゼンチンステーキ_a0064654_4385076.jpg初めて来たブエノスアイレスは、真冬にもかかわらず、えらく暖かい。街行く人は、皆、半袖、Tシャツ姿で、暖かいのはいいのだけれど、地球温暖化が本当に心配になったりした。

さて、夜は、お楽しみ、本場のアルゼンチンステーキ。現地の同僚に連れて行ってもらう。
『El Pobre Luis』。Poor Luisという意味だと言う。なぜこんな名前にしたのかと聞くと、創業当時は、本当に貧乏だったのだそうだ。今は、そんな雰囲気は微塵もなく、大きな店構えに多くの客でにぎわっている。店内は、近くのスタジアムを本拠地にするLiver Plateとかいうサッカーチームのキャラクターグッズが所狭しと飾られている。


2008年7月15日(火)アルゼンチンステーキ_a0064654_4404485.jpgソーセージとコロッケの前菜から行く。濃厚な味で美味い。
最初の肉は、『Molleja』(モジェハ)という部位。牛の首の周りの肉だそうだ。フォークでも切れるほど柔らかい。とろりとして、同行の人は、フォアグラより美味いかもしれないと絶賛。なぜこんなに柔らかいのかというと、冷凍しないからだそうだ。メキシコでもこのモジェハ、あるところにはあるそうだが、一回冷凍してしまうので、固く、小さくなってしまうのだそうだ。味付けは、どの肉も共通だが、塩のみ。胡椒すら邪道だという。新鮮な肉の味を、そのまま味わうのがアルゼンチン流とのこと。




2008年7月15日(火)アルゼンチンステーキ_a0064654_4393837.jpgワインは、やはりマルベック。さらりとして飲みやすい。繊細な肉の味に合うのだと、納得。










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続いては、リブアイ、Tボーンステーキ、骨付きあばら。この店の焼き方は、いわゆるウルグアイ流とのこと。ウルグアイ流というのは、炭の量を調節したり、肉を置き換えたりするのではなく、網の高さを調節したり、網を傾けたりすることによって焼き加減を調節するものなのだという。ブエノスアイレスの住宅には、100%、BBQグリルがあるのだそうだ。やっぱり。
Asado(アサド)という、何時間も弱火でローストする料理はないのかと聞くと、連れて行ってくれた同僚は、好みだが、アサドは、肉を煮たのと似たような食感になるので、あまりお奨めでないとのことだった。比較的短時間でぱりっと焼くのがよいのだと。

アルゼンチンのBBQは、文化なのだと感じた。たとえば、Tボーンステーキ。これが一番旨いというのだが、その理由は、骨から苦味やスパイスがたくさん肉に溶け出して、噛めば噛むほど肉の味わいを深くするからなのだそうだ。だから塩しかしないと。肉のもっとも旨い味わい方を研究してきた国民なのだと敬服することしきりだった。

アルゼンチン、奥が深そうだ。ぜひ、ゆっくりプライベートで来たい。
by gomanis | 2008-07-18 04:42 | 美食


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