小樽から戻り、すすきのの居酒屋、しみじみへ。ホテルのコンシェルジェの紹介だったが、その名の通り、しみじみしていて、願わくは、もう少し賑やかでも良かったかという感じ。店内はほの暗く、半個室に分かれている。プライバシーを重んじる、これもここ10年ぐらいの流行ではないだろうか。
お腹がすいていたので、とりあえず、速いものを頼む。ジャガイモ3種、枝豆、蟹味噌。飲み物は、『すすきのピルスナー』という地ビールがあるというのでそれを。ちょっと酸が強いような、癖のあるビールだ。色はロゼのようなオレンジ色。 一心地ついたところで、いよいよ焼き物へ。卓上の七輪でいろいろなものを炙って食べるのが売りらしい。朝、市場で食べた(試食させてもらった)帆立が旨かったので、帆立から。この帆立、貝殻の片方をはずしてあり、漬け汁に浸かっている。一個¥650。小樽の朝市で一個¥100のものが、札幌のすすきののちょっと良い目の居酒屋で、半加工されて出てくると¥650になっている。面白い。ちょっと経済学を勉強した感じ。生の帆立も美味かったが、こうやって炙り、ぐつぐつと煮汁を立てたものも旨い。はふはふ言いながらいただく。 カミサンが頼んだ金目鯛が来る。これは、調理場で焼いたもの。朱色に香ばしく焼きあがっているように見えたが、もう少し皮がぱりっとしていたほうが良いとはカミサンのコメント。 ラム舌があるので、話の種に頼んでみる。もちろん、初めて。牛タンほど大きくない。焼いて食べると、やはり、味も牛タンそっくりだ。ビールにも赤ワインにも合う。ちなみにカミサンは、地ビールをパスして、最初から富良野ワインを美味そうに飲んでいる。 ラムの肉もメニューにはあったが、今回の旅行のもうひとつの楽しみ、ジンギスカンの感動が薄れるので、我慢する。代わりに、といってはなんだが、『トルネードソーセージ』というのを食べてみる。なんのことはない、普通のソーセージだ。トルネードというのは、竜巻のようにとぐろを巻いているかららしい。 酒のほうは、『北の誉 鰊御殿』純米大吟醸、『とうきび焼酎』と、地元のものを楽しもうと飲んだが、あまり好きな味ではなく、結局バーボンが飲みたくなり、I.W.ハーパーへたどり着いた。 〆に、炭そばなるものを頼んでみる。メキシコの『弁慶』のメニューにはあるが、ついぞあった例がないので、実際に食べるのは初めて。ご覧のように、黒い。イカ墨かなんか使っているのだろうか、特に香りはしなかったが。つるつるとのど越し良く、美味かった。
by gomanis
| 2008-10-06 13:17
| 美食
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