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2009年1月4日(火) だからゴルフはやめられない。

フロリダゴルフ合宿のあと、上昇気流に乗るなか、もう1ラウンドということでMオ君に付き合ってもらい、マイアミ近郊のBonaventure Country Club West Courseへ。平坦な市民コースだったが、やっと86が出て、溜飲を下げた。

メキシコに戻り、大晦日、2008年最後のラウンド。ホームコースのLa Haciendaへ。カミサンと2人の気楽なゴルフ。PGA Villageの特訓で得意クラブとなったSWの寄せを武器に87の好スコアで上がる。しかし、出だし1番、せっかくパーオンしたのに3パットでボギーにしてしまうなど、不満も残った。

どうしても上手くなりたい。この思い断ちがたく、旅行中もゴルフ雑誌、帰って来ても暇さえあれば中部銀次郎の本に手が伸びる。その中で啓発を受けたこと2点。

その1。『失敗したときのことはみんな覚えている。なぜ、あの時にしっかりとパット出来なかったのか。アプローチをやり損なったのか。セカンドショットをショートさせたのか。頭でクリアできない間は考え続けていた。失敗をなくすのは頭脳です。頭が解決しておかなければ同じような場面なり状況に直面した時にまた同じ失敗を繰り返す。技術以前のことです。』(中部銀次郎 ゴルフの心)
ジムでジョギングしながら、大晦日のラウンドの失敗ショットの原因を納得行くまで考えるのは、楽しい作業だった。そして3パットの原因がわかり、対策を考えた。

その2。『池の先左側160Yのところにグリーンのあるショートホール。6Iでまっすぐ飛べばよいが、右にそれたら池に入る。5Iならば右にそれても池は越えられる。グリーンオーバーしても池に入るよりはましである。5Iを選択することで、池というハザードがなくなるのだ。あとはダフらないスイングさえ心がければよい。』

1月4日の今期初ラウンドまで、La Haciendaのすべてのホールを一個一個、どう攻めるか、自分の技量でパーを獲るパターンがいくつあり、そのうちどれがダボのリスクを伴わないか、考え続けた。そしてすべてのホールのシナリオが書きあがった。

迎えた当日。ラウンド前にゲームプランにしたがって必要な番手の必要なショットをスペシフィックに練習する。これは、心躍る作業だった。ラウンド開始。パーはなかなか獲れないが、パートライは続くので苦にはならない。一箇所、予定外のティーショットが出て、大たたき、前半47。しかし、これにめげず、後半も計画通りのゲームを続けたところ、ついに戦略が花開き、予定を2打上回る37で上がることができた。37を出したのは2006年にサンディエゴEncinitas以来の快挙だ。上がってみればいとも容易く感じられ、あぁ、こういうふうにラウンドすればいいのだ、と思えるのが不思議なぐらいだった。

次も同じシナリオを試してみようと思う。これが上手くいけば一皮剥けた感じがより確かなものになるだろう。この一週間でゴルフが上手くなったような気がする。しかも、それは明らかにゴルフをやっていないときに、頭の中で上手くなったのだ。これだからゴルフはやめられない。
by gomanis | 2009-01-06 13:12 | ゴルフ


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