1 ![]() 袋を開けてみると、暗赤色の火鍋の素が入っている。つーんと鼻を刺す刺激臭。おー、来てる、来てる。鍋に空け、指示通り鶏がらスープ1リットルと水500ミリリットルで薄める。白いスープに溶け出した火鍋の素が、渦を巻くように鍋の表面を赤く黒く染め上げ始める。具を解凍しながらスープが煮立つのを待つ。 ぐつぐつ言って来た。でかい唐辛子が5.6本、スープの中で踊っている。しかし、怖いのはそれ以外の、スープの全域に広がる唐辛子の種、山椒、その他得体の知れない香辛料の数々。カミサンと鍋を前にして対策を協議。やはり、このままでは無理だろうという結論になり、灰汁取り用の細かい網を使って危険物の撤去に取り掛かる。掬ってみると出るは出るは、小皿に二つほど、唐辛子の種を主とする激辛のもとが取れた。これでOK. ![]() 舌がひりひりしてきたあたりで、最後にうどんで〆る。うーん、うどんを食べてみると、相当塩辛かったことがわかった。市販の鶏がらスープが塩気がきつすぎたのだな。 次回は、やはり羊肉を捜してきて入れよう。火鍋はやはり羊肉に限る。それと鶏がらスープは、メイドに言って、塩分なしのものを作ってもらおう。 さて、翌日だが、危険物除去の甲斐あって、もう二度と食べませんごめんなさい状態までには至らなかった。めでたしめでたし。 ■
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by gomanis
| 2010-08-07 19:24
| 我が家の食卓
![]() この日のカミサンの料理は、気合が入っていたなぁ。 前菜が、隼人瓜の浅漬けと胡瓜のラー油和え。隼人瓜(ハヤトウリ)というのは初めて食べたが、大根のような繊維の荒さで、蕪のようなかりかりとした食感を持つ野菜だった。市内のどこぞのマーケットで買ってきたという。メキシコの野菜、いけるではないか。胡瓜は、塩もみをして久米島のラー油という激辛辣油を和えたもの。これもビールと相性がよかった。 ![]() もう一品は、帆立のバター煮、というのだろうか。白濁したスープに薄切りにしたなんとかという芹のような香味野菜。帆立の酒蒸を洋風に濃厚にした感じだ。バターは大匙ひとつしか入れていないというが、風味が際立ち、実に美味だった。スープを飲むと、これまた唸る美味さ。今後定番にしたい一品。 ![]() メインは、焼きそば。赤ピーマンと雑魚がたっぷりかかっていて、その上に香菜が散らされている。下に隠れている麺をかき混ぜながらわっしゃわっしゃ食べる。雑魚の塩気と麺の甘さが微妙にミックスされて美味い。香菜とピーマンの野の香りが、東南アジアを思い出させる。うーん、これはタイ風焼きそばだな、と勝手に命名。どんぶり一杯の焼きそばを2人で楽勝で完食。いやー、おいしゅうございました。 ■
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by gomanis
| 2010-08-07 00:56
| 我が家の食卓
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